<0130>出産・産後の最近のブログ記事

おっぱいをあげるのは、私には今まで経験したことのないよろこびでした。母性がふつふつ湧いてくる感じ。愛しい対象に自分の一部を分けてあげられる幸せ。おまけに母乳のいいところ(子供の免疫向上、産後の回復力向上、癌予防など)が頭に浮かんで、粉ミルクなんて一切あげたくなくなった。

それで母乳100%にすうごくこだわってしまった。あげなければいけない、母はそうしなくちゃいけないって思ってしまった。出産後は初乳がなかなか出なかったことで自分をすごく責めたし、ぼんずが脱水症状を起こしておしっこもうんちも出ないのに、ほとんど出ない母乳だけをあげたかった。粉ミルクはどうしてもあげたくなかった。産後は情緒不安定ですっかり変になってたんです。あげられないことに落ち込んでわんわん泣きました。

出産前に、母乳にこだわらなくていいからね、と何人もの人に言われました。最初は出なくて当たり前だから、辛かったら粉ミルク飲ませればいいんだから、誰でも出るってわけじゃないんだからって。自分でも母乳信仰にはならないようにって思ってたのに。

人のせいにするわけではないのだけど、病院の授乳コンサルタントの影響が大きかったように思います。入院中に授乳のやりかたをチェックされ、最初に乳首が痛いのは仕方ない、これを乗り切れば楽だから頑張ってとか、なるべく長い時間母乳をあげて、とか言われて、ああ頑張らなくちゃいけないんだ、これを乗り越えなくちゃ母じゃないって思い込みました。自分が母乳を希望したんだからそんな風に励ましてもらうのは不思議じゃないんですが。

産後に情緒不安定になっているときに、母乳についてバランスよく考えるのは難しいです。

ぼんずは食が細いというかのんびりやというか、なかなかたくさん飲んでくれず、(今思うと新生児なんだから飲むのも練習が必要)今も試行錯誤中です。運良く母乳はたくさん出るようになったので、余った分は冷凍したり、冷蔵してオットーさんに一日1度は哺乳瓶であげてもらって、パパと息子の時間を作ったりして、まあまあ順調にやってます。

もうひとつ、完全栄養といわれている母乳ですが、ビタミンDなど数種のビタミンが不足しがちなので、乳児用の液体のサプリメントを医者から教えてもらいました。まだあげてませんが、そのうちと思ってます。

出産後の人に会うと、ホルモンのおかげですごいもち肌で綺麗になっててびっくりするんですが、私の場合それは産後1週間だけでした。これが高齢出産?

・体重が減った
妊娠中は25ポンド太ったのですが、1ヶ月で一気に15ポンド減りました。母乳のおかげかと。(キロで言わないところがミソ)

・胸がすっごく大きくなった
胸が腕に触れるんですよ!ありえん!でもほしのあき的じゃなくて今くるよ的外観のはなんでだ。なんとなーくオバハンぽいんだなあ。まあオバハンだからね。

・お腹がへこんだ(あたりまえだ)
まっ平らってわけにはいかないけど、あっという間にお腹がへこみました。でもぼうぼうに毛が生えたのとおへそを中心に上から一直線に線が入ってしまい、消えないです。なんですかこれ。妊娠線も、できずにすんだと思ったら、最近できました。

・すごい乾燥肌
母乳で水分をとられてるせいだと思いますが、ひどい乾燥肌でサメのようにザラザラしてます。こんなの初めてだー。妊娠中に使っていたクリームをお風呂上りに塗っています。

・便秘
同じ理由だと思いますが、水分をたくさん摂っているのに便秘。

・味覚の変化
妊娠中とあまり変わらないです。肉と甘い物がすき。母乳には良くないらしいですが。カレーを美味いと思わなくなりました。和食がおいしい!基本的には母乳に良いものをなるべく食べるようにしてます。

産んだ直後は幸せの絶頂ってくらいいい気分だったのに、その後痛い事や辛い事が続いた産後でした。そんなわけで今までの日記もあまり楽しくないかも。

とにかく自分の疲れと痛みで精一杯。おまけにぼんずの黄疸が心配で、もうまったく心の余裕なんてなかった。鎮痛剤をもらっても痛みが取れないので何度も医者に電話したし、後で書くけど母乳が出始めのときに胸がものすごく痛くなって、授乳コンサルタントに必死で電話もした。というか英語で考える余裕がなくなって、オットーさんに通訳してもらうことが増えた。

もうぼろっぼろだった。ちょっとしたことでぽろぽろ泣いて、呆れられた。自分でもおかしいと思いながらも、そういう自分をわかってくれない周囲にイライラした。人となんか会えなかった。ぼんずと二人、洞穴にこもりたかった。

これが産後ブルーってやつかあ。こんなにメソメソしてたらぼんずが可哀想だって思ったけど、どうにもならなかった。普通じゃない精神状態でした。

今も全快ってわけではないけど、ずいぶん回復した。ゆっくりゆっくり傷が癒えて、同時に心も元気になった。時間が薬って本当だ。

手伝いにはるばる来てくれたオットーさんのお母さんに感謝。一人でいたら本当に頭がおかしくなってたかもしれない。泣きべそかく姉をまるごと認めてくれた妹に感謝。そういうことあるよ~って言ってくれたのが嬉しかった。ぼんずがお乳を飲むのが下手で、って話したら、あったりまえでしょ新生児なんだから!と励ましてくれた友達に感謝。気持ちが100倍軽くなった。

お産って体にとってすごく大きな負担なんだって思ったのでした。

入院

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できるだけポイントをまとめて簡潔に。

入院は分娩してから48時間、というか二晩。

ひどい貧血。出血がひどく血中に鉄分が通常の半分しかないため、絶対一人でたち歩いてはいけないと言われる。点滴も、嘔吐がひどかったのでしばらくつけっぱなし。痛みもひどいので痛み止めもらいっぱなし。トイレもいけないのでしばらくバッグ(名前がわかりません)をつけた。

母子同室で母乳を希望していたので、ずっとぼんずと一緒。ぼんずは誘拐を防ぐため足にセンサーをつけられた。抱っこして廊下を歩くのも禁止された。

ぼんずはずっときゅーきゅー唸っていた。新生児ってそんなものなのかしら?おかげで気になって眠れない。添い寝の仕方も看護士に教えてもらったけど、これもまたつぶしちゃうんじゃないかと気になって眠れない。3時間ごとの授乳は乳首が痛くてすごく辛かった。座ると痛かった(ドーナツ座布団が全然効かない)し、どのくらいの時間が必要なのかわからなかったので1時間もしてたらひどいことに。持参した馬油を塗った。

アメリカーンな給食。ステーキとかチキンソテーとか甘ったるいケーキとか濃いものばかりで、友達はおにぎりを持参したって言ってたけど私は気にせずムシャムシャ。どぎつい色のゼリーはパスしたけど、まあおいしかった。クリスマス特別メニューだったかも。ちなみにオットーさんの分はないので外に買いに行った。

看護婦はみんな明るくていい人ばかり。いやな顔ひとつせず世話してくれたし、わからないことはすぐに教えてくれた。勤務交代のたびに、あなた大変だったわねBloody Delivery(血みどろお産?)で、と言われる。比べられないからわからなかったけど、そんなに大変だったのか。

病院でもらったもの。たっくさんもらった。
痛み止めスプレー、シットバス用容器(傷を洗浄するため)、馬油、サニタリーパッド、網状のパンツ、おねしょシート、オムツ、おしりふきペーパー(これがすごくいいのだけど売ってない)、ぼんずの櫛、ぼんずの鼻水を取るスポイト、授乳枕。あとなんだったっけか。

入院中、友達が病院に来たいと言ってくれたのだけど、私の状態がひどいので遠慮してもらった。部屋に来たのは、医者、耳の検査のひと、血液検査のひと、授乳コンサルタント、小児科医。授乳コンサルタントは3回も来た。ここの病院は母乳に相当力を入れているよう。

退院はよくテレビで見るように、ぼんずをだっこして車椅子でエントランスに停めた車まで移動した。幸せな時間だったな。

母乳についてはまた書きます。

ぼんずの顔を見て夢見心地のその後、が長かった。

ぼんすを産んだ後猛烈に眠くなった。体重や身長を測ってもらってるぼんずとその写真を撮っているオットーさんを朦朧としながら眺めた。あとは胎盤を出すだけなのに、いやーに時間がかかる。足元の医者を見たら、ちくちくと縫い物をしていた。ありゃ、裂けちゃったのか。ぱちんぱちんとボタンがはずれる感覚は切れたからだったのだな。、麻酔が効いてるからちっとも痛みはない。モルヒネを打たれる。

分娩の間は水が飲めず、氷をかじっていたのだけど、終わって看護士が、特性カクテルよ、と持ってきてくれたジュースを飲んだら気持ち悪くなり、嘔吐。モルヒネが体にあわないらしい。意識が薄い中で医者をみたら、まだ何かやっている。ずっと続いている出血の出所を調べているとのこと。そのうち勤務交代の時間が来て、看護婦がわらわらと入ってきた。なんか大人数だ。その中でひとりで股おっぴろげてるのがなんだか恥ずかしい。

それ以降はあまり覚えていない。出血が子宮からだったこと、分娩後だけでも800ccは出血して輸血寸前だったこと、また麻酔を打たれたこと、やっと出てきた胎盤を見せてもらって、お願いだから写真取らないでねとオットーさんに言ったらみんながどっと笑ったこと、寒くてぶるぶる全身を振るわせたことを断片的に覚えている。

その次に目が覚めたのはいつだったか、部屋の中にはオットーさんと、傍で布にぐるぐる巻かれてプラスチックのベッドに寝てるぼんずがいた。

それから丸二日入院。続きます。

出産

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クリスマスに近い日、午後6時をまわったころ。
さて夕ご飯でも作るか、とソファーから腰を上げた瞬間、ぱちん!と何かがはじけた感覚と同時に下半身が生暖かい感じがした。破水したのはわかったけど、水じゃなくて真っ赤な血。ぼんずの無事を祈りながら用意しておいた荷物を持って病院に直行。

すぐに病室に入る。んが、破水した後だと感染症が心配なので子宮口は医者が到着するまで診ないとのこと。しばらくして陣痛始まる。半端なく痛い。10時に医者到着。子宮口2.5センチ。痛み止めを頼んだら、エピドラルを打つのは4センチになってからだって。聞いてないよぉ。無痛分娩て全然痛みがないんじゃないのかい。誰も言ってなかったよこんなに痛いなんて。野獣のようにおーおーと叫ぶ。

医者は、先のことは考えず痛みの波にまかせなさいと言い、一緒にゆっくりと呼吸してくれる。ふうふうとやってるうちに、痛みを逃がせるようになった。ここでモルヒネ投与。だいぶ痛みは軽くなったけどやっぱり痛い。陣痛のたびに出血した。原因の特定はできず、胎盤か、子宮か、胎児からのどれかだけど、おそらく子宮からだと言われる。何か押し出したいような感覚が始まった。子宮口4センチ、エピドラル投与。これがものすごく上手な麻酔医で、まったく痛くない。

午前2時をまわった頃。
しばらく寝るように言われた。陣痛はまったく感じなくて快適だったのだけど、モニターから聞こえるぼんずの心音が止まりそうになってはもどる。もしかしてへその緒が絡んでいるかもしれないので、危ないと判断したら帝王切開に切り替えると言われた。その後何度もぼんずの心拍数が下がるので、気になってまったく眠れなかった。5時ごろ麻酔が切れてきたのでもう一度投与。

午前6時、周りが慌しくなってきた。看護士が分娩の準備を始めている。子宮口が10センチになったので分娩開始。いきめって言われたけど麻酔が効いてていきめない。こんな感じかな?とふんばってみる。
3回目のプッシュで、医者に、鏡を使って出産の瞬間を見たいかと言われたけど即答で断った。どうにも自分のシモを見るのは気持ち悪い。オットーさんにも分娩中そちらにはなるべく目を向けないように言ってあった。でもベビーの頭を触りたい?という次の問いかけにはおっきな声でうんと答えた。恐る恐る手を伸ばしてみたら、出かかっているふさふさしたぼんずの頭に触れた。おお髪がある!と叫ぶ。

その後2度ほどプッシュしたら、ぱちんぱちん、とボタンが外れるような感覚があってぼんず誕生。午前7時すぎ。バースプランでリクエストしていた通り、胸の上にぼんずが布にくるまれてぽんと置かれた。ぼんずはちょっと泣いた後、ぼうっとなっている。ちゃんと目も鼻もあるよ。やっと会えたね。つきなみだけど、生まれてくれてありがとう。ぼんずは神様からのプレゼントだ。かーちゃんは幸せもんだ。ずっとそばで心配そうに見守ってくれたオットーさんにもありがとう。

この後が大変でした。続きます。

先日紀伊国屋に行ったときに、本当は赤ちゃんの雑誌を見てみたかったんです。毎日ぐったり寝てるのもアレかと思って、小物も下手だけど手作りしてみようかと手芸の本も。だけど、めくったらどうしても買う気がしなかった。甘すぎないですか赤ちゃん雑誌って。原色使いのサンリオっぽいイラストが散らばって、印象的には小学館のめばえとか小学一年生っぽいレイアウト。萎えます。どうしてですか?若いママさんターゲットだから?(自爆)でもこういうの嫌いな人いっぱいいると思うけどなあ。落ち着いて読ませてくれる雑誌はありませんかね。わりと大人っぽいといわれるプ●モも今ひとつでした。あとさ外タレ赤ちゃん比率めちゃくちゃ多いですよね。コンサバでびっくりした。

うちはどうもファンシーなのがガラにあわなくって、たぶん子どもが生まれてもすっごくせがまれないとネズミーランドにも行かないと思う。前は●ッキーの人形買うくらいなら伝染るんですのカワウソ人形をあてがうとまで言っていたへそまがりっす!

なんちゃって、生まれたらころっと変わったりするんだろうなあ。それもバッチコイだてやんでえ。

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こっぺ・管理人。もっさいお母さん。たまにお絵描きする。
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ぼんず・主役。好きなもの:ぶっぶー、口癖:ぶっぶー、座右の銘:ぶっぶー。2006年12月生まれ。
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オットーさん・裏方 趣味・ジョギング

全員サンフランシスコ近郊に生息中。

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  • こっぺ : ほめてくれてありがとう!うれしいなあ。私
  • Suzzy : 成功率50パーセント、すごいですよ~。ぼ
  • こっぺ : そうですねー、1歳でおむつはずしを始める
  • Suzzy : どこで読んだのか忘れましたが、夜のトイレ
  • こっぺ : ねー!なんか聞き分ける必要があるんですよ
  • mari : わかるっ! うちも全く同じ!! 聖徳太
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