<0525<本は楽しいの最近のブログ記事

子供のころ大好きだったモモちゃんシリーズの1作目、ちいさいモモちゃんを図書館から借りてきました。前も書きましたが、このシリーズは全6作。このちいさいモモちゃん、二作目のモモちゃんとプー、三作目のモモちゃんとアカネちゃんは、ハードカバーをぼんずに読みたいと思っていたのです。挿絵も表紙の人形も、とってもかわいいので。

ちいさいモモちゃんは、モモちゃんが生まれたときのことから始まります。お誕生のお祝いに、野菜とカレー粉や、チューインガムがやってきます。この本を読み聞かせするとぼんずは夢中で聞いています。前半の三作目まではわくわくどきどき、ぼんずぐらいの子供が喜ぶ話がいっぱいです。後半はちょっと難しく感じるかもしれません。

うまくかけないのですが、作者の松谷みよ子さんの童話は本物だなと思うのです。子供向けの楽しいお話だけじゃなく、怖がるような影の部分もある。そこに子供は想像力を働かせたり、深い悲しみや喜びが感じられるのではないかと思います。

このモモちゃんシリーズは松谷さんの体験を下地に書かれたものだそうで、シリーズが終わるまでに30年もかかったそうです。身に起こったことを物語にするまで、とてもとても時間がかかったと6冊目のあとがきで書いておられました。ちいさいモモちゃんの初版は昭和49年なのですが、モモちゃんが1歳になってから「あかちゃんのいえ」に預けられるお話を読んで、この時代に仕事を持って働くことは大変なことだったでしょうし、それをお話に書くというのも気力の入ることだったのではないかと思います。このシリーズの後半では両親が離婚して、父親が亡くなるという衝撃的な内容になるのですが、童話として昇華させているその文章力、というとおこがましいですけれど、その圧倒的な才能を感じずにはいられませんでした。後半の3冊は文庫本を買って最近初めて読んだのですが、モモちゃんと妹のアカネちゃんを、自分と妹に重ねて涙が止まりませんでした。

環境の違うぼんずがこの物語をどう思うか、というか最後まで読んであげるかどうかわかりませんが、できるところまで読んであげたいです。

読んでから気になって調べたのですが、この物語のベースになった松谷さんの体験をつづった本があると知りました。「小説・捨てていく話」というそうです。機会があったら読んでみたいとおもいます。

去年型破りな読み聞かせをひろうしてくださった聞かせ屋。けいたろうさんが、ベイエリアに今年も着てくださるそうです。ブログにスケジュールがありますがこちらに引用します。

17日(土)
サンフランシスコ補習校


18日(日)
紀伊國屋書店サンノゼ店
12:00〜 14:00〜


23 日(金)
ウォルナッツクリーク教会16:00〜17:00


24 日(土)
紀伊國屋書店サンフランシスコ店
15:00〜 16:00〜 17:00〜

25 日(日)
さくら学園フェス
Dublin city
13:00〜 15:00〜


☆5月☆


1日(土)

サクラメントさくら学園にて紀伊國屋書店出張販売イベント

18:00〜
さくら学園 kids fun night

8日(土)
18:00〜
さくら学園kids fun night

9日(日)
老人ホームイベント
with ピアニストMAYUMIさん



去年ぼんずは大喜び
でしたが、今年はどうなるか楽しみです。

Michael PollanのFood Rulesを読みました。安心できる食事をするための64のルールがシンプルに書いてあります。ペーパーバックサイズで、持ち歩けるのが便利。内容は、前作In Defense of FoodやOmnivore's Dilemmaの応用版という感じでしょうか。例えばこんな感じ。

Don't eat anything your great-grandmother wouldn't recognize as food.
Avoid food products containing ingredients that no ordinary human would keep in the pantry.
It's not food if it's called by the same name in every language. (Think Big Mac, Cheetos, or Pringles.)
Eat mostly plants. Especially leaves.

そうであらねば、と思います。家族に安心できる食事を作ってあげたい。地球に優しい家事をしたい。でも現実は。

食べない、という子の口に無理やり野菜を押し込むことはできない。いろいろ考えて作っても何も食べてもらえずがっくり。食べたいというのは炭水化物とお菓子。昨日のお昼は冷凍コーン浮かべたインスタントラーメンです。なにこの敗北感。

お腹がすいたと泣き喚く子に、これからパンケーキ作るね、はむごい。やっぱりその場にあるスナック菓子あげちゃったりします。

いろいろ考えて、フライパンは鉄のものとステンレスのものを使っています。でもやっぱり料理法が限られちゃう。持っている鉄のフライパンは小さいからステンレスのでチャーハン作ると三分の一のごはんは底にこびりつくから作れない。でも長崎ちゃんぽんの店でぼんずがチャーハンをおいしい~♪って食べているのを見ると、これは言ってられないな、と。

こうすべき、と思うとストレス溜まることが多いですよね。できる範囲でゆるゆると、基本は楽しく。そのほうが、私にも子供にもいいような気がします。楽なほうに流れながらも、でも理想は持っていたい。そのさじ加減が難しい。何度もこういうこと書いて自分に言い聞かせてます。笑。

この本を読んで思ったのは、ふつーの日本人家庭なら大丈夫じゃないか、ということです。他の文化の家庭はよくわかりませんが、毎日お菓子で食事を済ませるなんて家はないはず。あ、でもクローズアップ現代で、日本人の食生活が変わっているって特集していたっけ。

昨日の続き。物語のひとつの重要なテーマでありながら、アニメでは削除された部分があります。それは信仰。ハイジは8歳でフランクフルトのゼーゼマン家に無理やり連れて行かれ、ホームシックで心を病んでしまうのはアニメと同じですが、クララのおばあさまがハイジに神様に祈ることを教え、それがハイジを変えて行きます。その変化はアルプスに帰ってからもおじいさんをも変えてしまう。

アニメでは、おじいさんの偏屈が原因で町の人から嫌われているという設定なのですが、それより何より、原作では教会に行くのをやめて村人との関係を絶ったことのほうが忌み嫌われる理由だったように思えました。その時代では教会がコミュニティの中心であり、絶対的な権威を持っていたんだと思います。物語のあちこちにそれが感じられます。今でもそういう地域があると聞いたことがありますし。だから教会に来ない人というのは、雪男くらい人をやめた存在だったのではないでしょうか。

アニメでは最後まで村人が、「あのじいさんがあんなに優しくなって」と驚くシーンがたびたびでてくるのですが、原作では、一瞬で村人全員の考えが変わるシーンがあります。それは、おじいさんとハイジが日曜日の礼拝に来たときなんです。礼拝のあと神父と和解してからというもの、おじいさんとハイジは村の一員として認められます。

おじいさんはもともと性格的にまともな人だったから(とはいえ若いころは博打で親の身上をつぶしたワルだったそうですが)、最初からハイジをきちんと育てられたし、ゼーゼマン家の人によくしてあげられたんだと思います。アニメだと信仰の話がぽっかり抜けているので、偏屈で話しべたのおじいさんがどんどんおしゃべり上手でいい人になってしまうのに納得がいきませんでした。だから原作を読んですっきりした感じ。

キリスト教の力が強い国にいると、ハイジのいた世界もなんとなくわかるような気がします。教会がコンビになみに街に並んでいるのを見て、きっと昔は生まれたときから死ぬまで教会のお世話になるのが普通だったんだろうなと思うのです。

それでも原作を読んでみると、改めてアニメーションの良さがわかります。ある放送では、雪が降ってペーターと山にいけなくなり、ハイジがおじいさんと雪を見て終わったりするのですが、そのゆっくりとした時間の流れがとってもよかった。ほぼ1年間という長い放映期間だからあれほど丁寧に物語を作れたんだろうなと思います。本を読み通せたのも、アニメのおかげでビジュアライズできたからです。原作より好きだった点は、ロッテンマイヤさんの人間性に深みがあったこと、クララが立って歩けるようになるまでのプロセスが丁寧に描かれていたこと。原作ではさっさと立ってあるけるようになるんです。

余談ですが、アニメで、アルムの小屋に雪が積もり、窓から雪が入ってきてハイジのふとんに降り積もってるシーンは衝撃でした。「わあい、雪だ雪だー!」とハイジは起きて下着姿で雪をはたくんですが、凍死してないか普通?

小さいころの記憶では、パンとチーズとミルク、こわいロッテンマイヤーさん、クララが立った!しかなかったのですが、大人になって読んで(見て)、とても深い良い物語なのだとわかりました。ハイジがフランクフルトでアルムの山を想うつらい日々も、アメリカに来た当時の自分と重なって、身につまされながら読みました。ぼんずは読んでくれるかな。。。やっぱり女の子向けのような気がする。

前回同様ぜんぜんまとまらないのですが終わります。

テレビでアルプスの少女ハイジを見てからすっかり夢中になってしまい、原作のHeidiも図書館から借りてちびちびと読んでいました。先日ようやく読み終わったとこ。ざっと読み飛ばしたところもありましたが(ほとんとアニメと同じだったので)、とても面白い本でした。アニメと違う点や語られなかった点を見つけて、物語がどんどん膨らんでいくのが楽しかったです。

英語の文体とか雰囲気を味わう英語力は私にはないのだけど、アルプスの様子が生き生きと描かれていたのが感じられました。しぼりたてのやぎのミルクを、ハイジやクララが喜んで飲み干す様子を読んで私も飲みたくなりました。こんなにおいしそうな食事風景を読んだのは鬼平犯科帳以来かも。歓びに満ちているんです。どこかの本で読んだのですが、人間は牛の乳よりもヤギの乳を飲んでいた歴史のほうが長いとか。とれたては美味しいんでしょうね。

アニメでも原作でも、印象的なシーンといえば食事風景。ハイジが木の食器を戸棚から出してテーブルに並べると、おじいさんがチーズを切って暖炉の日にかざす。チーズがとけてふっくらと丸くなったところを、パンにのせて食べるのです。お椀にさっき絞ったばかりのやぎの乳がそそがれると、ハイジは一気に飲み干します。フランクフルトから夢遊病になるほどホームシックになって山に帰ってきた後に、ハイジはおじいさんにこういいます。「フランクフルトにはいろんな料理があったけど、味がしなかったわ。こんなにおいしいミルクは飲めなかったわ」って。いやあもう、実に美味しそうです。

Michael Pollan著、In Defence of Foodで書かれていたことを思い出しました。1930年代に、世界各地の原住民の食生活と歯科衛生の状況を調べたウェストン・A・プライスというひとがまとめた本によると、伝統的な食生活をしている原住民たちは健康そのもので、虫歯すらなかったそうです。例えばエスキモーたちは生の魚、動物、魚の卵や脂肪を食べており、野菜をほとんど食べなかったそう。エチオピア付近のナイル川沿岸に住む先住民たちも、肉や魚、子牛の血、乳などしか食べてないのに、シリアルや植物を食べている農耕民族より健康だったそうです。ここにスイスの山奥に住む人たちのことも書かれているのですが、歯を磨く習慣のない彼らの歯は緑色のどろっとした歯垢で覆われていたけれど、中は丈夫で健康な歯がそろっていたとか。ハイジたちもそうだったのかしら。。(汗)

ましてやハイジたちが飲んだのは、毎日元気に山に登って好きなだけ草を食み駆け回ったヤギたちのもの。その栄養価は、現在スーパーで売っているものとは比べ物にならないほど高いと思われます。それに未精製の黒パンを食べていたんです。現代の健康志向の人たちが愛してやまない未精製食品。ざっつ健康食と呼ばずしてなんとする。ペーターのおばあさんに白パンを持っていったハイジは間違い(笑)。

なんでこんなことを書いているかというと、ハイジが食べていた食事は不健康だというベジタリアンの本を読んでかっちんとしたから。勝手にアツくなってしまいました。失礼しました~。

全然まとまりがないですが、次は信仰編です。

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こっぺ・管理人。もっさいお母さん。たまにお絵描きする。
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ぼんず・主役。好きなもの:ぶっぶー、口癖:ぶっぶー、座右の銘:ぶっぶー。2006年12月生まれ。
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オットーさん・裏方 趣味・ジョギング

全員サンフランシスコ近郊に生息中。

最近のコメント

  • こっぺ : ミクさんはじめまして。 お返事遅くなって
  • ミク : こっぺさん、はじめまして。 ベイエリアで
  • こっぺ : ぴろりんさん、 そうなんです、強烈なんで
  • ぴろりん : いやいやえん、僕も子供の頃に読みましたよ
  • こっぺ : たらちゃんとこも頑張ってるね。うちも楽し
  • tara : お互い1週間がんばったね~。 うちでも今
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