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出産その2

ぼんずの顔を見て夢見心地のその後、が長かった。

ぼんすを産んだ後猛烈に眠くなった。体重や身長を測ってもらってるぼんずとその写真を撮っているオットーさんを朦朧としながら眺めた。あとは胎盤を出すだけなのに、いやーに時間がかかる。足元の医者を見たら、ちくちくと縫い物をしていた。ありゃ、裂けちゃったのか。ぱちんぱちんとボタンがはずれる感覚は切れたからだったのだな。、麻酔が効いてるからちっとも痛みはない。モルヒネを打たれる。

分娩の間は水が飲めず、氷をかじっていたのだけど、終わって看護士が、特性カクテルよ、と持ってきてくれたジュースを飲んだら気持ち悪くなり、嘔吐。モルヒネが体にあわないらしい。意識が薄い中で医者をみたら、まだ何かやっている。ずっと続いている出血の出所を調べているとのこと。そのうち勤務交代の時間が来て、看護婦がわらわらと入ってきた。なんか大人数だ。その中でひとりで股おっぴろげてるのがなんだか恥ずかしい。

それ以降はあまり覚えていない。出血が子宮からだったこと、分娩後だけでも800ccは出血して輸血寸前だったこと、また麻酔を打たれたこと、やっと出てきた胎盤を見せてもらって、お願いだから写真取らないでねとオットーさんに言ったらみんながどっと笑ったこと、寒くてぶるぶる全身を振るわせたことを断片的に覚えている。

その次に目が覚めたのはいつだったか、部屋の中にはオットーさんと、傍で布にぐるぐる巻かれてプラスチックのベッドに寝てるぼんずがいた。

それから丸二日入院。続きます。

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