ぼんずにとって初めての、飛行機の旅。どんなことになるのかドキドキ緊張の日々でしたが、こんな感じでした。
準備として:
泣いてとまらないときの対策として、アレルギーの薬であるベネドリルを飲ませると眠らせることができると他のママさんに聞いて、小児科医に聞いてみたところ、月齢が小さいので薬の使用はやめましょう、泣いたらしょもないですと言われる。1歳以下の赤ちゃんは泣き声が小さいから、飛行機の音にかき消されてあまり気にならないよとも言われた。今まで帰省の飛行機で、子供が泣いて参ってる親たちの姿を痛々しく見守っていたのだけど、自分もそうなる覚悟を決める。
機内に持ち込んだのは、オムツ10枚(機内に用意してあるとも聞いていたのだけど、サイズが大きいのしかないとも聞いてやはり準備することに)、着替え3回分、ブランケット、赤ちゃん用シートベルト、防寒着、お気に入りのおもちゃ、体温計など衛星用品、クリーム、授乳カバー、自分の荷物一泊分(スーツケースは空のまま預け、成田でそのまま実家に送るつもり)、スリッパ、あとなんだっけ。とにかくボストンバックいっぱいの荷物になった。
☆☆
座ったのはエコノミークラスの最前列の真ん中、座席の前にバシネットという赤ちゃんを寝かせられるかごがつけられる席。
離着陸の際は鼓膜が引っ張られて泣く赤ちゃんが多いので、母乳を飲ませるとよいと言われる。離陸のときにそれっと飲ませ、ぐうぐう眠ったので第一段階はクリアってとこ。
でもそれから11時間は長かった。ぼんずは慣れない飛行機の音に緊張してほとんど寝ないし、バシネットに横になるのも嫌がったので抱きっぱなし。立って抱きながらあやすことも多かった。食事は交代で、他の客が食べた後に持ってきてもらって食べた。もちろん一睡もできず映画もまったく観れず。ああ、犬神家の一族みてえよお。
授乳もなんとかできた。3人席の真ん中で、隣は女の人だったので安心。授乳カバーをかけて狭い席で体を曲げながら、ぼんずに欲しいだけあげた。
心配だった爆弾も予想通り。バシネットの中で腹ばいにさせたら刺激になったらしく、香ばしいにおいに気がついてオムツを替えたら背中にびっちりとはみ出ていた。しげが狭いトイレの中で苦労して替えてくれた。やっと替え終わったしげのシャツをみたら前がびしょびしょ。おしっこもかけられたらしい(涙)。それでも着替えが必要だったのは一度だけだった。えらいぞぼんず。
最後これから着陸態勢にはいります、とアナウンスが流れたころ、ぼんずがおお泣きし始めた。もうもう、我慢できまへん堪忍しとくれやす、てなとこだろうか。そうだよねえ、今まで隣の生活音も聞こえないような静まり返った部屋の中で私と二人でいたんだもんねえ、びっくりするわねえ。うんうん、頑張ったえらいぞぼんず、と慰めなければいけないところを、焦った母は耳元でシーっ静かに!と泣き止ますのに必死だった。
乗客が全員降りて、さあ私たちも降りようかと支度をはじめたら、スチュワーデスがわらわらとぼんずを見に集まってきた。泣き止まなくってどうしようかと思いました、ご迷惑おかけしましたーって言ったら、いやーもう全然大丈夫ですよって言ってくれてほっとした。皆さん親切で、お手伝いしましょうかと声をかけてくれたのがありがたかった。しげがいなかったら、たぶんスチュワーデスさんの助けをもっと借りることになると思う。
お疲れさんでしたぼんず、しげ、わたし、そして周りのみなさん。
☆☆
成田からホテルまでのリムジンバスでも、泣き止まなくなった。バスは逃げ場がないから危険だということが判明。どちらかというと電車のほうが途中下車できるからいいのかな。やっとホテルに着いてぼんずは落ち着いた。熱ださなきゃいいなあ。不安な一日はやっと終わりました。さあこれで次の帰省はひとりでできるぜ。
☆☆
ちなみに帰りの飛行機。
私は風邪をひいてたせいで、着陸の時に耳が異常にひっぱられるような痛みで悶え苦しんでおりました。ベルト着用サインが出てるにもかかわらずしげがスチュワーデスを呼んできてくれて水をもらい、鼻をつまみながら一生懸命ごっくんと飲み込んだのだけど効果はなく、ものすごく辛かった。途中までぼんずに授乳してたんですが、それもできなくなって。しばらくして落ち着いたので、しげの膝にのったぼんずは大丈夫かしらとふと顔をあげると、
にこにこ笑っておりました。笑い声すらたてる余裕っぷり。あんた強くなったなあ。


最近のコメント