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赤ちゃんの栄養所要量

離乳はゆっくり、1歳まで母乳でもいいやって思ってる反面、栄養不足じゃないだろうかって心配でいろいろ調べてみるのだけど、誰も彼も近所のオバちゃんの噂くらいの信頼度。「6ヶ月以降は母乳中の鉄分とカルシウムが不足するので離乳をはじめましょう」「鉄分の必要以上の摂取は成長を妨げる恐れがあります。」じゃあ鉄分の必要摂取量ってどのくらい?基準となるデータは何?そういうことはひとつも書いてない。

大人だったら、栄養所要量ってもんがあって、それをもとに栄養指導するじゃないですか?性別とか体格別などで基礎代謝量を実測し、運動量もかんがみてエネルギー所要量を算出して、そこから目標となる栄養摂取量を出す。そもそも母乳の成分値や赤ちゃんの栄養所要量って調べられているんだろうか?

「栄養士必携」と「四訂食品成分表」で調べました。10年前ので古いけど。ありましたありました、0ヶ月、2ヶ月、6ヶ月、その次は1歳の栄養所要量。エネルギーは6ヶ月の男女とも1キログラムの体重あたり100kcal、たんぱくしつ2,8g、鉄分6mg、などなど。へー、じゃ赤ちゃんをちゃんとサンプリングして基礎代謝量を実測で測ってるんだ。母乳の成分表も調べたら、ありました!100gあたりのエネルギーは65kcalなどなど。ただ、母乳の成分は月齢によって変わるらしいので、この数値がどうやって出されてるのかは不明。

じゃあ赤ちゃんが飲んでいる量を概算して、1日の栄養摂取量を出せばいいんじゃないか!と思うんですがこれが難しい。だってどのくらい飲んでるかなんて赤ちゃんのおなかにしかわからないでしょ。人工乳だったらこういう場合測りやすいのだけど。あ、体重をそのつど計ればいいんですね。めんどくさいけど。

ところが、いつも読ませてもらっている初々さんのブログに、衝撃の事実が載っていました。赤ちゃんのエネルギー所要量は、基礎代謝などを測って算出されたものではなく、健康な赤ちゃんが実際に飲んだ量から算出されてるのですって!なんだそりゃ。

生まれて1年以内の赤ちゃんはものすごい速さで成長するし、その成長過程もあまりに個人差があるので調査しにくいということはあるのでしょうが、不可能なことではないと思うんです。例えば国公立の小児科で定期的に細かなサンプリングを行ってデータを集めるってことはできないんでしょうか。それで厚生労働省がまとめる。命にかかわることではないからあまり研究されない分野なんでしょうか。新米ママさんはこんなに知りたがっているというのに!
ますます読み進むと、離乳開始の時期も根拠がないそう。やっぱり赤ちゃんによる、という曖昧だけどまっとうな結論に落ち着いちゃうんですね。ぼんずをよく見よう!じろじろ見よう!
ちなみに、厚生労働省のウェブサイトに、離乳・授乳の支援ガイド(案)(PDF)という文書がありました。最新の日本の母乳育児の実態はここでわかるんじゃないかな。

アメリカの実態も調べたら面白そうなのでそのうち調べます。でも参考にならなそうなんですよねー。ちょっとずれますけど、何しろ魚はアレルギーが心配だから1歳からはじめるのがベストって国ですから。親がアレルギー持ってたら3歳までやめておいたほうがいいそう。食文化も習慣も違いすぎ。

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