今週、父親が4ヶ月の赤ちゃんを駅の駐車場に置き忘れ死亡させた事件がありました。駅の駐車場に車を停め、うっかりそのまま電車で会社に行ってしまったそうです。デイケアに赤ちゃんを迎えにいった母親が、その日赤ちゃんが預けられていないことを知り駅の駐車場を探したところ死亡しているのが見つかったとか。なんとも悲しい事件でした。赤ちゃんを忘れるなんてありえない、やっぱり父親は母親にはなれないんだな、と思ったのですが。
今日のサンフランシスコクロニクル紙で、2007年の5月に、ナパで母親が子どもを車内に置き忘れ死亡させた事件があったことを知りました。今週の事件を知って、今回初めて取材に応じたそうです。その日はいつもデイケアの送り迎えに使う車ではなく、夫の車に10ヶ月の娘を乗せていつもとは違うルートで会社に行ったそうです。そしていつの間にか娘をデイケアに連れて行ったものだと勘違いしたらしい。同じデイケアに娘を預ける仕事仲間と話をし、娘の写真がうつったPCのデスクトップを見ながら仕事をしたとか。3時に家に帰り、車から降りて家に入ろうとしたところ後部座席に赤ちゃんの姿が見えた、ということなんですが。母親は取材中も涙を流し、自分のしたことが信じられないと語ったとありました。
騒ぎになって母親は起訴され、3年の執行猶予と120時間のコミュニティサービスの判決を受けたそうです。やっぱり有罪になるんですね。私がもし当事者だったらたぶん家庭崩壊だと思うんですが、判決を受けた翌年の3月に彼女は妊娠7ヶ月だったそうで、1年後赤ちゃんが死んだ同じ日に女の子を産んだそうです。深い愛というべき。。。。?
子どもを忘れて車内で死亡させる事件は年間20件以上あるそうで、法律でベビーカーシートを後部座席に取り付けることが義務付けされてから起こるようになったとありました。親がネグレクトしていたわけでもない。それはただ起こってしまった。それは誰にでも起こりうるんだというような感じで記事は終わっていたんですが、うーん。
私だってものすごいボケだからなんでもかんでもさっぱり忘れることは日常茶飯事なんです。が。ぼんずを忘れるかどうかはわからないなあ。私は幸い子育てに集中できる環境にいるもの。
母親は子どものことを一番に考えるものでこんな事件はありえない、この母親はおかしいって非難することはできますが、たぶん、私が思うにワーキングマザーという仕事はこの母親のできる範囲を超えていたんではないかと思います。緊張とストレスの中で、脳の記憶装置に障害が生じたとしか思えない。そういう人は少なからずいる。それからお互いがあまりに忙しいと、育児分担も良し悪しなんじゃないかと。いつも自分だけが子どもをみなければならないことにストレスを感じる母親は多いけど、そのほうがトラブルが少ないということもあるのかもしれない。
子どもを忘れてしまうってことは、ある種の人には起こりうるんじゃないかと思います。長島茂雄が、球場に息子の一茂を忘れて帰ったのは有名な話。
カーシートの法律や機能を批判するのは間違いだと思います。そういううっかりな親のための便利な道具を作るというのならいいけれど、メーカーに義務付ける話じゃない。この記事にいろんなコメントが出ていたんですが、赤ちゃんのいる後部座席に財布を常に置いておくようにして、赤ちゃんを確認できるようにしているというお母さんがいてなるほどと思いました。なんだかいろいろ考えさせられる記事でした。
Mom recalls death of baby she left in car


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