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どこの親も心配は同じ

たまあに英語のプレイデート。いやあ、私の英語って日々むちゃくちゃになってますがな。ぼんずは何がなんだかさっぱりわからないようだけど(ハハとしてちょっと切ない)、トム(仮名)くんは好きみたい。

友達はアジア人。母国語と英語と両方を子どもに話していて、そのおかげでトムくんはプレスクールも問題なく通い始めたそう。それはよかったねえと話したのだけど、やっぱり外国人の親なら絶対悩む、母国語をどうキープするかという話になった。私と同じ不安を彼女も抱えている。ほんとにねえ、どうしたらいいんだろうね。

少数派言語の国の子どもたちは、どうしたって英語に慣れていく。母国語を読み書きする訓練をしなければ、最初話せていてもあっというまに失ってしまう。心のうちを英語で話しても親に深く理解してもらえなくて、傷つく子どもはたくさんいるらしい。それが私も彼女もすごく不安に思っていることなのです。

ツールとしての英語はだいぶ理解できるようになりました。ノンフィクションの本なら読めるし(わからない単語すっとばし読みって読んでるっていうのか)、ニュースも大体わかる。会話はやってないぶん在米3週間みたいなレベルで止まってるけど、日常ではあまり不自由してない。

だけど言葉の表現そのものを楽しむ小説やそのほかの芸術ものはまったくだめ。面白さがわからない。映画だってストーリーはわかってそれなりに楽しめるけど、日本語訳されたものを観ると印象が全然違う。言葉の重みが全然違う。10年以上いてこれですから。私の言語能力の限界なんだと思います。

だから、成長したぼんずが私に大事なことを英語で打ち明けてくれても、その重みを受け取ることがたぶんできないと思う。それがほんとうに、ほんとうに怖いんです。だけどバイリンガル教育の道は険しいなんてもんじゃなくて、考えるたびに気が遠くなりそう。

でも私はまだ恵まれている。日本語のプレスクールもあるし、日本語補習校だってあるし、行かせたいと思えば塾だって通信教育だってある。選択できるんだもの。母国語を子どもに教えたくてもその環境がなくて、諦めてしまう人はいっぱいいる中で。

いい先輩もたくさんいるし。お世話になります先輩(←ずうずうしい)。

☆☆

アメリカという海で泳ぎ方がわからなくってじたばたしていたときに出会ったのが、先日日記に書いた人でした。その人はたぶん私より何百倍も苦労した時代に生きて、でも日本人らしさを忘れずに凛と泳いでいました。その人との時間は、私にとってとても大切でした。アメリカと戦わなくていい、どこにいても自分は自分。それでいいんだって思えて楽になりました。もっといろんな話を聞きたかった。異国での子育ての話も。

出会えてほんとうによかった。

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