帯に「フツーの主婦が同時通訳者に!」とありましたが、どこがフツーなんだと思います、作者の枝廣淳子さん。東大卒で子供産んでも仕事バリバリしていて、旦那様が2年間の海外駐在になれば2年間で同時通訳を目指して猛勉強。8ヶ月の子供をみながら、です。私にはありえん。絶対にありえーん!夜8時に寝て朝2時に起き、子供の昼寝の時間やデイケアにいる時間に勉強して、帰国した後はチャンスをどんどん利用して同時通訳の仕事をし、環境問題のジャーナリストとしても活躍するまでの話。
こういう人っているのだなあって感心しました。目標を掲げて、そこに到達するように正しい方法を自分で考え、こつこつと実行し、マネジメントする。通訳の学校へ行くお金がないなら働けばいいやと通訳のアルバイトをする。二度書くけど、子供がいても、です。子供がいるのにそんなこと、と非難する気持ちはまったくありません。すごいなあって感心するばかりです。実行力あるのみ!と同時通訳になるために奮闘する姿にはすがすがしさを覚えたし、私も元気をもらいました。それから、特に考えたことは以下の二つです。
英語の勉強法。私に今まで欠けていたのは、英語をしっかりと日本語にすることでした。カレッジで勉強していても他の人に聞いても、「英語は英語で覚えなくちゃだめ」と言われていたのでなるべく英和辞典は読まないように、英英辞典を調べたり、文脈からなんとなく意味を理解してきました。その結果、英語のニュアンスがよくわからないまま今に至っています。初めてアメリカにきてからずっと、聞いた英語は頭の中ですべて日本語に切り替えられてしまう私。他の人に聞いてみても、そんなことないと言われることが多かったのです。私のようなタイプには、通訳・翻訳の勉強法が合っていたのではないだろうか。この本を読んで、もう一度自分の英語力を見直してみようという気になりました。英語はもう限界、と思っていましたが、光が見えた感じ。
もうひとつは、やりたいことがある人には必ずサポートが必要だということです。この作者の場合はお母様。孫の面倒や家事などやってくれたそうです。もしそういう存在がいなかったら、やる気があっても目標に到達することは難しいだろうと思います。二人で暮らして、やりたいことがお互いに存分にできて子供も育てられてという環境は理想かもしれませんが、私の過去の経験上、それは確実に子供に、一番弱い立場の人がとばっちりを受ける。そうならないためには他の家族の手が絶対に必要になる。お金で雇う人でなく家族が。そして私はたぶん、今はサポートする側なのです。それが私が考えたことでした。
いざとなったら社会に出て行けるようにしておきたいと思いつつ、ままならないです。私に誰か、やる気と根気をくださいーい!(他力本願)


うわああぁぁ、と叫び声を上げて、すみませんすみませんと四方八方に謝って周りたいぐらいに、オノレを恥じました。いやもう、ほんとにすごい方ですね!! 英語アレルギーだ、と公言してはばからない自分は、結局「やらなかった」だけなのだ、という自覚がアリアリなので、ただひたすらにひれ伏すばかりでございます。
しかし日本語に変えること、なるほど~! 私も、頭の中を英語にする為には英英、と教わってきたクチなので、目からウロコでした。確かに翻訳・通訳を目指すには、日本語がちゃんとしてないといけませんからね。そういう面ではそちらが正解なんでしょうね~。
とある本(タイトル忘れました)の新聞広告に、「幸せを感じるには」と言うことが箇条書きで紹介されていて、その中に「勝間和代になろうとしない」と言うのがあって、吹いてしまいました。
確かになんだか最近は、「勝間さんのようなスーパーウーマンが理想だ、あなたももっと頑張れ」、という様な空気があるような気がします。
「こうありたい」というのと「こうあらねばならない」というのは、違うと思います。
こっぺさんも、こっぺさんの環境で出来る範囲でいいんじゃないかと、思いますよ。
子育てしてはるだけでも十分すごいと思いますし、前回、それに幸せを感じる!って書いてはりましたし!
>その中に「勝間和代になろうとしない」と言うのがあって
横レスすみません。これ最近出た香山リカの本(同じくタイトル忘れました、笑)に関する記事ですね。「勝間和代になろうとしない」系のことが帯に書いてある。。。
こっぺさんのエントリ読んで、私も香山リカ本について書かれた数々の雑誌記事を思い出しました。挑戦的な帯のせいかなあ、結構うんざりするぐらい、色々な記事にちらっと触れられてるんですよ〜。
うろ覚えですが、ある記事には「今の20〜30代はマニュアルないと動けない世代」みたいなことが書いてあって(←私ど真ん中、汗)、だから勝間本を読んで「短期的な成功」に挑んで疲れた後は、香山本に流れ、でもまた危機感を感じて勝間本に戻るのだ、みたいなことが書いてあって、笑っちゃいました。
なんだかこういう記事を読んでるだけで疲れました。
前々から香山リカ好きで記事も気になっちゃうんですが。。。ふぅ〜。
Miyukiさん、
いやいや、私も読んでてやっぱりいやになりましたよー。でも目指す道ではないなあと早々に諦めました。若くないって諦めがついていいもんですね(笑)。
しんしんさん、
>「勝間さんのようなスーパーウーマンが理想だ、あなたももっと頑張れ」
そんな空気はきついですねえ。無理って言うけどやってる人はいるんだから、みたいな感じでしょうか。私は勝間和代のようなメンタリティを持つ人に育てられたので目指していたときもありましたが、ムリってここ数年でわかりました。でもとっきどき、呪いのようになんとかせねばって思うんです。私にかかる生活費だけでもなんとかしたいなーと。この環境でできる範囲でってやっているほうが道がひらけそうですね。ありがとうございます。
ぽっきーさん、
あはは、勝間さんになったり香山さんになったりですか。面白いですねー。香山さんの本、読んでみたいです。でも出版するほうの売らんかな精神を思うと疲れちゃいますね。