日本の育児番組で、こどもの留守番がテーマになっていました。あるお家の、おかあさんが1時間ほど出かける間に、小学2年生と5歳の子供に留守番をさせていましたが、番組スタッフが仕掛けたわなに、すっかり子供たちははまってしまいました。電話に出てしまい個人情報を教えたり、電気の修理だという訪問者にドアを開けてしまったり、おかあさんが待っているから一緒に行こうという誘いに乗ってついていってしまったり。見ていてどきどきしました。
こちらではこんなニュースが。5歳の子供が母親の留守中に屋根から落ち、母親が逮捕されたのですが、家にいなかった時間は50分だとか。日本のお母さんの防犯意識が甘いとかそんなんじゃなくて、単に文化・環境の違いなんだと思います。男の子たちは、今までお母さんにしっかり守られてきたって証拠なんだろうな。
自分のことを思い出してしまったんですが、私も小学校1年生のときから、母が仕事のときは妹と家で留守番していました。母が会議などで夜10時を過ぎるときも、店屋物を母が頼んでくれて食べてました。お風呂とかどうしたんだろう。1年生からはさすがに無理だけど、もう少し年齢が上がってからは自分でお風呂洗ってお湯入れて入ってたんじゃなかったかな。防犯意識もたぶん周りの子に比べて高かったような気がします。しっかりしてたわけじゃなくて、そうする必要があったから。夜は防犯のために、部屋を真っ暗にしてテレビに毛布をかぶせて外に光が漏れないようにみていたこともあります。
そういうのを、子供の私はアホだから学校の作文に書いちゃったりして母を泣かせました。周りに親戚もいなくて、人の手を借りるにも限度があるから自力でがんばる。そういう家は今もたくさんあると思います。
育児をしていると、忘れていた過去を思い出すことがあります。ちょうど私がいまのぼんずの年齢の頃にいろんなことがあったので、思い出すとちょっとしんどい。そういうときには、こどもだった自分を、頭の中でぎゅーっと抱きしめます。こんな私がちゃんとぼんずを育てられるのかって自信がなくなってしまう。子育てにはこんなことがあるなんて、子供がいないときには思いもしなかった。
自分の過去を振り返ると、ぼんずにはああすまい、こうすまいというような考えが出てきてしまう。ぼんずに留守番をさせないように(まあさせたら警察沙汰になる国にいるんですけど)、寂しい思いをさせないように家にいようとか。ぼんずのことを考えているようでいて、実は自分のことを考えている。自分ができなかったことを子供に託すという話はよく聞くけれど、自分でちょっと怖くなります。
ぼんずにはぼんずの人生があるんだもの。過去を思い出しつつでも振り回されないようにしたいです。
でもそうして落ち込んだ後でさらに思い出したのは、時間が少しでもあいたら職場から自転車で家に帰り、留守番してる私たちの様子を見に来てくれた母の姿です。すごく嬉しかった。あれがあったから、情緒的に問題ありつつも道を本格的にそれずにすんだのだろうな。子供の自分は寂しいだけじゃなかったんだって安心しました。楽しかったことやうれしかったことは、ぼんずにも積極的に経験させてあげたい。ちょっとテンション低い日記でした。
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