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躾の時間を読みました・その2

前回の続きです。

「『三時になったら積み木なさい。四時になったら歌を唄いましょう。』という様に、幼稚園から、(中略)義務教育の何年かを通して、ズーッと一つ事に集中してゆく意欲を乱されている大勢の子供を御覧なさい。可哀想ではないだろうか。せめて家に居るときだけでも、好きな事を思う存分やらせてやりたくなるのが本当だと思う。(略)子供の時期は集中力というのが非常に激しいから大人は適わないが、その適わない集中力をできるだけ育てる様にしていくことが、今の教育に大事なのではないだろうか。」

。。それでね、うちはずーっとミニカーとヒーローごっこなんですけども、それでいいのかって気がしていますハイ。でも、正義の味方を信じられる時期なんて、人生でこの時期だけかもなあと思うと、一緒に歌ってポーズしている母であります。

それから、潜在意識を使った躾のしかたがとても面白かったです。子どもに押し付けず、「と思いこんだ」ようにするとよいと。それをするには小さな声でさらっというのがポイントであって、面と向き合ってどやしつけても子どもの心に響かないし思い込まない。

例えば叱り終わったときに、親がぽつっと「この子はバカなんだから」というと、叱った内容よりはつぶやきのほうが子どもの心に残り、自分はバカなんだと思い込んでしまう。だからそれをプラスの方向へ持っていくというのです。ぽつっと「きれい好きなのねえ」とか。

で、私は時々言ってしまいます。「まったくバカだなあ」とか。今日からやめます、はい。このことが詳しくいろんな例で説明されているのが面白かったです。

頭のよしあしは、記憶によるものではない。記憶できるなら馬でもできる。頭がいいということは、物事をすばやく連想できる力があるかということ。

(そしてこれが、私が一番気をつけなければならないことなのですが、)あまりに心配して不健康を連想し、庇ったり手伝ったりするすると弱い子になるんだそう。

例えばこれを着ないと風邪ひいちゃう、とか手を洗わないとばい菌いっぱいとかこれを食べ過ぎたらおなかを壊すとか。確かにそうなのですが、あまりに怖がらせるといけないなと。というより私が怖がってるものすごい心配性。この辺の加減が難しいです。

でも怪我をしても心配を顔に出さないように、いつも冷静を心がけていることはいるんですけど。庇う前に身体を鍛えるのが大事だって。私も鍛えて強くなりたい。

逆に、連想する力をよい方向に向かわせる。そのためには褒める。あれこれ指示しないで、「次は何をやるの?」と考えさせる。まだ消化できないところはあるものの、園で言われたことはここにつながるのだなあと思いました。

それからもう一つ覚書。

思い浮かべたことをすぐ行為に移させないこと。例えば言い聞かせた後でわかった人は手を上げてなんていうと、その手を下ろしたときにはたいてい忘れてる。怒られてすぐ雑巾がけをし始めたというのは油断ならない。

子どもに話しかける言葉というものは、親、子どもという立場で言ったことはあまり効果がない。子どもに言うときは子どもの心になって、できれば同じ言葉で言わなくてはならない。

というわけでとっても面白かったです。ほかにも色と感情の関係とか、面白い話がいくつかありました。読んでいると細かい実践法にいきがちなのですが、子育ての基本はどんな育児本でも共通してますが、独立した人間に育てることなんだと思います。そのための方法、が難しいのだけど。。それを頭に入れて、小さなことにもくよくよしないでぼんずの空想を育ててあげられたらなあ、といつもこういう本を読むたびに思うのだけど、実際はねえ。。。くよくよしっぱなし。

2 comments to 躾の時間を読みました・その2

  • さすが野口先生、素晴らしいお言葉の連続ですね!
    これはもうずっとずっと、躾の基本のきであり続ける事柄ばかりだと思います。
    集中力、独立心、そして健やかな想像力。これらが揃ったら、絶対に健全な大人になれるはず。
    親として一番に望むべきことは、東大に入ることでもお金持ちになることでもなく、本来は子供がそういう大人になることであるはずなんですよね~。や、お金持ちにもなってほしいけど(殴)

    もう一つ大事なことは、1回や2回、躾の芯がブレたところで、子供の人生全てが決定するわけではない、ということで。
    トータルでバランスがとれていれば良い。食生活と同じですよね。
    私は「~しちゃいけない」とピリピリして子供を育ててしまいましたから……その頃も、理性ではいけないとわかっていたのに、振り返るとただただ厳しいばかりの情けない母でした。
    そんな失敗母からのエール。どうか子育てを楽しんでくださいね~!

  • Miyukiさん、

    今朝もひと悶着あったんですが、叱るってほんとに難しいですね。潜在意識に訴えるなんてかなり難しいです。でも捨て台詞は言わないように気をつけました。ちょっと進歩?

    >もう一つ大事なことは、1回や2回、躾の芯がブレたところで、子供の人生全てが決定するわけではない、ということで。

    ありがとうございます先輩。とっても楽になります。ほんと、バランスですね。今のお嬢さんとの関係がとってもよい感じで、Miyukiさんはいいお母様なのだなーっていつも思います。はい、楽しみます。でも私の場合ブレブレかも。汗

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