たまたまCMをみて、ああ安田顕さんが出てるな、と録画したドラマ、「風をあつめて」。みながら声を上げて泣きました。見てから何時間たっても余韻が残っています。たった1時間の単発ドラマですが、いろんなことを考えさせられました。あらすじを引用します。
熊本に暮らす浦上家。老人ホームに勤務する誠(安田顕)と攝(中越典子)に生まれた待望の第一子に、医師から福山型筋ジストロフィーであるとの診断が下さ れる。誠と攝は衝撃を受け、二人のコミュニケーションにぎこちなさが生まれはじめる。父母それぞれの遺伝子の特性ゆえ、二人目の子どもができたとしても同 じ病になる可能性は高い。しかし、誠は健康な子どもをもつことへの希望を捨てきれない。二人の選択は・・・。
アメリカに住んでる方はたぶん観られない方も多いと思いますのでその後のストーリーを少しだけ書いてしまいます。これから再放送を観たい方はここから読まないでください。再放送は2月20日(日)16:00~16:59 (教育テレビ)を予定しているそうです。このドラマは実話が元になっているのですが、原作者が出演している【福祉ネットワーク「人生の師は“わが子”~熊本 ある家族の軌跡~」】も、2月17日(木)12:00~12:29 (教育テレビ)で再放送が予定されているそうです。NHKに問い合せて情報をいただきました。
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第一子が障害を持って生まれたことにショックを受ける二人でしたが、次第にその生活を受け入れ、健康な子をと二人目を授かるのですが、その子もまた筋ジストロフィーと診断されてしまいます。そんなことってあるんだろうか。安田顕さん演じる父親が何度か神さまの存在を口にします。神さまっているのか、神さまは俺たちだったら大丈夫ともう一人筋ジスのこをくれたのかと。二人は追い詰められていきます。
なぜそのような試練を受けなくてはならなかったのか。
私もここ数年いろんなことがありましたが、どんなに辛いことがあっても、ぼんずが元気で無事でいることだけが救いでした。何があってもぼんずが元気なんだから私は幸せだって思えました。でもそれが逆だったら。
もしぼんずになにかあったら。心の隅に、いつもそんな不安があります。その時、私は生きていけるんだろうか。大げさなのかもしれないです。でもこんなに弱い私から生まれたぼんずが、これまで元気で無事なこと自体が奇跡だし、夢見てるみたい、って思うことがあります。だからいつも、祈らずにはいられない。ぼんずがカープールで園に連れていってもらう時、ぼんずがオットーさんとお出かけするとき、もちろん自分と一緒に車に乗る時、どうか無事でいますように、と。親ってほんとに、こんなにしんどい仕事なんだと、なって初めてわかりました。
私には、障害を持つ子を育てるということがどういうことなのか、考えも及ばないです。どれほどのエネルギーを必要とするんだろう。でもきっと、子どもを想う気持ちは同じはず。私がもしこの親だったら。そう思いながら観ていました。
病でどんどん弱って、歩くことも話すこともできなくなる子供たち。飲み込む力も弱くなり、一晩中苦しむ子どもを見つめながら、苦しみから解放してやろうと手をかけそうになる父親。それをみて、昼間に子供たちが青い空を嬉しそうにみていたこと、日々を精一杯生きてることを告げる母親の姿に、声を上げて泣きました。葛藤を乗り越えた父親が、子供たちが生まれてよかったと言ったとき、顔を覆って泣く母親と一緒に泣きました。よかった、と言えるまでにどれほどの想いがあっただろう。子どもに教えてもらったと、笑顔で言えるまでに、どれほど涙が必要だっただろう。
どんなことがあっても、親は子どもを愛さずにはいられない。何が幸せで何が不幸なのか、私にはわからないけど、子どもを愛することがこれからの私のよろこびだし、なにひとつ変わらない幸せなんだって思いました。子供(新しい命)の存在は大切なことを教えてくれます。
それにしても安田顕さん、いい役者さんになりましたね。ボディビルダーのコンテスト出てた頃が懐かしい。
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