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「いのち」を養う食 を読みました


すっかりご無沙汰してしまいました。書きたいことはたくさんあったけれど、引越しやら帰省やらで時間がありませんでした。ぼちぼちぬるく元気にやっております。

成田空港からこちらに戻る直前に、空港の本屋でみつけたこの本。佐藤初女さんについては雑誌などで読んでいましたが、著書は初めてです。ウィキによりますと、今年90歳。「1992年より青森県岩木山の山麓に「森のイスキア」と称する悩みや問題を抱え込んだ人たちを受け入れ、痛みを分かち合う癒しの場を主宰。それ以前は弘前市内で自宅を開放して同様の活動をしており、こちらは「弘前イスキア」と呼ばれていた。素朴な素材の味をそのままに頂く食の見直しにより、からだから心の問題も改善していくことができると訴える。」だそうなのですが。

世界各地でも活動を広げていて、実はサンフランシスコにもイスキアがあります。ブログをみるとあまり活動されてないのかな?以前は佐藤初女さんがサンフランシスコに来られて、おにぎり講習会などが開かれていました。当時私は仕事だったか学校だったかが忙しくて一度も参加したことがないのを、今ふかーく後悔しております。でもきっと、そのときは佐藤初女さんの言うことが理解できなかったかもしれないな。

お家のごはんは特別なものでなくて良い。美味しいごはんとお味噌汁、常備菜があれば。でも、いいかげんな気持ちで作ってはいけない。30分なら30分、心をこめて作る。そうして作った食べ物は、必ず人の心を打つから。そんなお話でした。

レシピがあったのが嬉しかった。おにぎりを作ってみたかったんです。お米の研ぎ方から炊き方までと、おにぎりの握り方を読んでたらよだれがとまらなくなりました。食材を生かすように、やさしく扱う。時間で調理しないで、材料をよく見て。

ここのところ、忙しかったり気分的に落ち込んだりして、ごはんがおろそかになっていました。もうどうでもいいや、と冷凍食品を買いためて。でもやっぱり、心がすさむんです。時間がないをいい訳にしないで、短時間で作れるものを心をこめて作ろうと思いました。

この本を読んで一番に思い出したのは義母の料理。毎回、帰るたびに元気をもらいます。地元の新鮮な魚と、自分の畑で取れた瑞々しい野菜を使った、シンプルで心のこもった料理が大好きです。献立は定番のものが多いのですが、とても丁寧に料理します。例えば和え物は、私なんかは野菜をぐるぐる混ぜて合わせた調味料をどっぱとかけるだけですが、義母はいくつかの手順に分けるんです。新婚当初は食べきれずに悩んだこともありましたが、今は別人のように義母の料理を全部ぺろっと平らげます。

今年の帰省は、引越しなどいろいろ重なって、心身ともにぼろぼろの状態で帰ったので成田に着いたとたんにおお風邪をひきました。実家の母にも良くしてもらいましたが、今年ほど義母の料理をありがたく思ったことはありませんでした。これでまたアメリカで1年頑張れます。料理と家事を一度しっかりと習いたいのだけど、こちらにいるとなかなか。

アメリカに帰る飛行機の中でこの本を読み、義母を思い出して大泣きしたのでした。また帰ります。

 

 

2 comments to 「いのち」を養う食 を読みました

  • ゆかり

    そうでしたか!いやぁ、どうしちゃったかと思いました。引っ越しもされたのですね。そういえば11月に日本だと言っていたね。

  • はいー。帰ってきてからもダンボールと格闘してます。昨日ようやくキッチンのものをしまいました。あとはベッドルームとリビングと。。とほほ。

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