今日でサマースクールが終わりました。あっという間の6週間。最初は6週間なんて無理かも、もう少し短いほうがいいかも、途中で疲れて風邪引いて休むかもなんて思っていましたが、ぼんずは元気元気で最後まで通いました。
最後はボランティアの方によるサークルタイムでした。これが本当に面白くて、大きな歓声をあげる子供たちと一緒に私も楽しみました。ところが終わって次の行動に移るとき、ぼんずがおかあさんといたい、と大泣きしました。何度か園の様子を見に行っていたのにそれが初めてのことで私はあわてました。先生が説得してくれてなんとか持ち直しましたが、先生と話したところ、私が一線を越えてしまったのだとわかりました。うまくいえないのですが、園の中に家庭を持ち込んじゃったというか。ぼんずをぎゅーっと抱っこして座っていたのですが、それでぼんずの調子が狂ったらしいのです。
それからお昼の時間になり、私はぼんずが落ち着くようにと別の場所でお昼を食べ、あとで子供たちと合流しました。そこで先生が話してくれたのですが、ぼんずは「ぼんずの涙はお空に飛んでったから、もう泣かないよ」と言ったそうなのです。子供の感性ってすごいねーと皆で感心したそう。そんなこと言うんだなあって私はびっくりしたんですが。
それから先生と育児の相談をしたことから深い教育論に話が及んで、本当に熱心な先生なのだとわかりました。話している間も子供たちから目を離さない、常に保育のことを考えて勉強しておられる姿勢に胸を打たれてしまいました。
プリスクール選びについていろいろ悩んだこともありましたが、今わかったことは、私にとって重要なのは人でした。どんなに良い設備でも、どんなに良い教育方針があっても、そこにいる人が信じられなければ私には魅力がないです。以前は、100パーセント安心なホテルのようなところを探していた気がします。設備が整っていて、先生はこざっぱりしていて、危険なものはひとつもなく、常に子供を安心させるところ。
今通っているところは設備が十分とはとてもいえないし、教育方針に関しても意見が分かれるところだと思います。でも、足りないところは私が出て行ってやればいいことなのです。掃除が行き届かなかったら行ってほうきで掃けばいいし、庭に怪我をしそうなとげのある植物があれば行って抜けばいい。思うことがあったら先生にとことん話せばいい。そんなことよりも、子供を思う人たちが集まって子供と真剣に向き合ってくれるということ、私の話をしっかり受け止めてくれ、導いてくれることが何より大切です。そうして一緒に子供をみて参加させてもらえるところが私は好きだったのだと、園に通って初めてわかりました。
合うところを見つけるには、やはり園に何度も足を運ぶこと、先生方と話をすることにつきると思います。
今日しみじみ思ったのですが、一人よがりの子育てはもう終わったようです。今までは必死でした。初めての子育て、それも海外、親兄弟の助けもない環境で、私一人(オットーさんはもちろんいますけど、ちょっと違うんです。この話はまた。)の肩にすべての責任がかかっていて、その重圧に押しつぶされそうでした。何を買うにもとことんリサーチし、育児書を読みあさり、子供用品や育児の情報を集め、何もかも完璧に準備して初めてほっとしました。でも今は、指導してくれる人がいる。ぼんずを一緒に育て、相談でき、お任せできるところがある。この安心感はとても大きなものです。
いろいろ大変なことはあるかもしれないけど、ぼんずがここでどんなふうに成長してくれるかこれから楽しみです。




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