弓~theBow
キム・ギドクの映画『弓~theBow』をこわごわ観ました。感想から言うと、彼の映画に初めて失望しました。
キム・ギドクの映画は「常識」を持って見ると何の魅力もありません。性愛なんて、暴力なんて、こんな世界ありえなーいし見たくなーいっていう人には耐えられないと思う。私はでもその許容範囲を超えた先の彼の表現力がすごいなあって思っていた。他の暴力は見れなくても、彼の映画だったら耐えた。その究極のシチュエーションだからこそ登場人物に深く感情移入できた。
でも、この登場人物の気持ちにはどうしても寄り添うことができなかった。幼児虐待って「常識論」が言葉が頭に浮かんじゃったから。それはどうしてもどうしても、愛って思えなかった。
ある老人は、少女と一緒に船の上で仲良く暮らしている。時折その船に釣り人を連れてきて生計を立てている。釣り人たちは、あの老人は娘が16歳になったら結婚するつもりなんだと陰口を叩いていた。事実、老人は少女が16歳になる日を指折り数え、婚礼の準備をひそかに進めていた。しかしひとりの少年がやってきた日から、少女の老人に対する絶対な信頼感が揺らぎ始め、関係が変わっていく、という話。
どっこをどーみたってロリコンジジイの暴走じゃんかよ、と思ったからもう終わり。さすがに今の自分には受け付けられなかった。いやーもう、気持ちわりーぃ。こういうジジイは世の中にいっぱいいるんだよ困ったことに、やれやれ。監督、さすがにそれはわかんないです、という感想でした。次回に期待します。
いいこともありました。やっぱり映像と音楽が美しいです。
チャイニーズブーム再び?
あれだけ夢中だった中国語、まったくやってません。えへへ。歌も全然聴いてなかったんですが、先日iTuneでふとファン・ウェイチーの歌を聞いたら、台湾が懐かしくなって胸がきゅーんとなりました。それでイエスアジアに久々に行って、お買い物しちゃったんです。
我們的紀念日 (CD+DVD) (豪華影音紀念版)

相変わらずしっとりいい声。アップテンポな歌はあんまり歌わないでほしいなあ。
単騎、千里を走る。

高倉健さんですから。チャン・イーモウ監督。去年この映画のドキュメンタリーをNHKで観て、絶対観たかったの。イーモウさんの映画のせりふって日本語にしても素なんだなあって思いました。まだ途中なので感想は後ほど。
弓~theBow

韓国だけど。買っちゃったキム・ギドクの12作目。今は観れないけど、何年か後にみようかなあと。だってまた怪しいストーリーなんだもの。先日日本の芸能ニュースで、彼が自分の国韓国でえらいこと嫌われてるって記事を読んで気の毒になってしまって、つい買ってしまった。そりゃあねえ、冬そなとかチャングムとか好きな人だったら憎むべき映画だもんね。私は好きだけど。
インファナル・アフェアのリメイク版公開予定
40-Year-Old Virgin
ああ映画観たの久しぶり。
去年観たかった40-Year-Old Virginをネットフリックスで借りて観ました。40歳で童貞の、フィギュアおたくの男が運命の女性と結ばれるまでを描いたラブコメってとこでしょうか。
感想:あーバージン捨てられてよかったねえ。
てそれだけかい。だって結構きったない言葉が難しかったしうんざりしたし、DVDはスペシャルバージョンで劇場版にもっとシーンを加えて2時間13分もするんですよ。あんた他人が童貞捨てたかどうかなんて2時間以上も見守りたくないっつうの。劇場版と違うからRatingもついてないやりたい放題で。
でも主人公アンディ役のスティーヴ・キャレルと相手役のキャサリン・キーナーがとってもよかった。
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最近の話題作もチェックしたいところ。私がずっと観たいのはキアヌ・リーヴスのA Scanner Darkly。画期的といわれる映像が観たい。
Lady in the Water。。。M・ナイト・シャマランの新作。主役のポール・ジアマッティも好きだし、Villegeに続いてブライス・ダラス・ハワードが出てるのもヤッターって感じ。ところでシャマラン監督、あんだけ小太りだったのにいつの間にいい男になってるんだ?
なんつって行けないんだよなあきっと。
親切なクムジャさん公開
Brokeback Mountain
やっと観ました、Brokeback Mountain。いい映画でした。周囲の評判がすこぶる悪かったので期待しないで観たのですが(それがよかったのかな)、やっぱりアン・リーはすごいなあと思いましたです。ワイオミングの美しい自然の中で、静かに生まれた男たちの愛。切ないなあ。
この映画に入り込めるかどうかのポイントは、二人の最初のラブシーンじゃないかと思うんです。なんで急にそうなるの?と思った人はその後も感情移入できないんじゃないでしょうか。私は自然に受け入れられました。だってジャックは最初からその気だったし、エニスは今までの自分の常識をひっくり返しちゃうくらいの相手に出会っちゃったってことなのかと。
出会って20年間、深く愛し合いながらもそれぞれ家族を持って普通に生きるという二重生活をなんとかやっていこうとする二人だったけど、どんどん辛くなっていき、やっぱりその代償を二人はきっちり払わなくてはならなくなるんです。悲しかった。苦しい恋だった。ええん。
今まで見たゲイ映画って、いつもイヤってほど残酷で悲しい結末なんです。まるで何かの罰みたいにゲイの主人公はひどい暴力を受ける。罪悪感に苛まされる。キリスト教の考えが根強いこの国では、ゲイ映画の登場人物には何かしら大きな罪をかぶせないと観客がついてこないと製作側は考えるのじゃないだろうか。この映画ももしかしたらそのタイプじゃないかと思って観てなかったんですけど、違いました。やっぱり悲しいけど、淡々と静かな、今までにない上質のラブストーリーでした。男女の関係を描くようなゲイ映画があってもいいと思う。これはアメリカ人じゃないアン・リー監督だからできたのかもしれん。
余談ですが私は元羊好きで、北海道の山奥に2月に子羊を観にいこうとして会社の上司と同僚全員に止められた経験があります。この映画の羊がたまらん。
オペレッタ狸御殿
ふうふう、楽しかった映画通いも終わり。昨日見たのは、鈴木清順監督(今年82歳!)、オダギリジョー、チャン・ツィイー主演の「オペレッタ狸御殿(←今ならこのリンク先からチャン・ツィイーの歌声が聴けます)」
キャスティングが最高だった。主役はもちろん、脇役の由紀さおりの意地悪ばばあぶりは楽しかったし、うっかりハチベエの驚くほど通る歌声にびっくりした。薬師丸ひろこの声ってやっぱり素敵だなあ。パパイヤ鈴木に会場釘付けでした(笑)。CGの美空ひばり、すごいことになってました。
世界一美しい男であるためなら家族を殺してもかまわないという残酷なお殿様(平幹二朗)は、自分の息子雨千代(オダギリジョー)にその座を奪われるのを恐れ、息子を山に捨ててしまう。雨千代はそこで、狸姫(チャン・ツィイー)に出会って二人は恋に落ちるという話。
パク・チャヌクの緻密で考えつくされた濃くて煮え煮えの映画を観た後これを観ると、こってりラーメンのあとお茶漬けでほっとするような感覚があった。もう何も考えなくていーじゃん、起承転結どうでもいいから正面から全部撮っちゃおーよみたいな。最後眠くなったけど。しげは怒ってたけど。あはは。チャン・ツィイーがね、あの国際的に活躍している大女優がね、お腹をぽんぽこ叩くんです。ワタシ、オヒメサマーって言うんです。かわいくってしょうがない。
全編とおして駆使されたCGと、衣装が鮮やかで美しかった。チャン・ツィイーの柔らかくて細い線の体が本当に美しい。彼女の白い足とか腕みてくらくらしました。ええのお(←オヤジ)。★★★★☆
親切なクムジャさん
外で映画観るのがいいかげん続いてるのに家でもDVD鑑賞。二人してヘロヘロです。
だって楽しみにしてたんだもん!パク・チャヌク監督の、「復讐者に哀れみを」「オールドボーイ」に続く復讐劇三部作の完結作なんだもん!Yesasiaで注文したのがやっと届いたんだす。
前置き長いのですが、これが日本で公開されたときに日本にいたのに行かなかった。。なぜ行かなかったんだあ、日本語字幕で観れたのにぃ。
主役はですね、ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」のヒロインの、イ・ヨンエですよ!(ドラマは観たことないんですが)あの清純派がこんなになってました。
ファンには嬉しい心配りがありました。というのは、今までの作品に登場した俳優さんが勢ぞろいしてるんです。カン・ヘジョンがこんなところに!おおおソン・ガンホがぷぷぷ!なんて見つけるのが結構楽しかった。話は全然楽しくないですが。
20歳の時に幼児殺人の罪をきせられて13年も服役した美しいクムジャは、いつも笑顔を絶やさず誰にでも暖かく接したため、受刑者たちから「親切なクムジャさん」と呼ばれていた。しかし、彼女は自分に無実の罪をかぶせたペク(チェ・ミンシク)への復讐を綿密に計画していた。というお話。この復讐が半端じゃないんだわ。卒倒しそうでした。
でも、3つの作品の中で最も空しく寂しい結末でした。バロックの叙情的な音楽と、前作に負けず劣らず鮮烈なアートワークに釘付けになりました。やっぱりOST買いたい。パク・チャヌクの映画は残酷だけど美しくていつも新しい何かがあります。大好き。
日本のオフィシャルサイトが面白いです。
USのサイトはここ。今週末からのリリースですが、ニューヨークとLAは5月から。SFはまだ未定のようです。
メゾン・ド・ヒミコ
メゾン・ド・ヒミコ 日本。
ある理由で借金に負われている沙織(柴咲コウ)のもとに、美しい青年、春彦(オダギリジョー)が現れる。彼は沙織の父の愛人で、余命わずかな父のすむ老人ホームで働いてほしいと言う。母を裏切った父を恨んでいた沙織だったが、高額な給料に魅かれて承諾する。メゾン・ド・ヒミコは、沙織の父が作ったゲイのための老人ホームだった。という話。
レインボーな街サンフランシスコにはぴったしカンカン(古い)な映画だったわけです。これ、ゲイ文化中心地カストロでやったほうがよかったんじゃないだろうか。(27日にやるんだった)映画の中のおかまちゃんはとっても華やかでサバサバしてて笑ってしまったんだけど、社会に拒絶された彼らの現実に、しんと寂しくなった。老後はほんと大変なんですよね。オダギリジョー、何でも演じれるすごい人。あのピッタピタパンツはやっぱりゲイルックなんだろうか。柴咲コウの投げやりな感じの女の子もよかったし、メゾン・ド・ヒミコの面々も確かな演技で安心した。皆すごいベテラン俳優なんですね。誰がホンモノなんだろうと思ってたら、キクエちゃんだけかあ。
ゲイにも二種類あって、女性であることが大事なタイプと、男だけど単に男しか愛せないっていうタイプがあるんですね?したり顔でいうのも失礼だけど、女を愛せないっていうの、なんだか判る気がします。だって男と女ってやっぱり、ぜーんぜん、違う生き物だもの。そしてレズとゲイには深い溝があるんですね?違う?皆が幸せに暮らせる世の中だったらいいですよね。エライ月並みだけど。
細野パルオミ(私は小学生の時からこう呼んでます)の音楽も、静かで不思議なこの映画の世界にぴったりでした。★★★★★よおーしこーなったら、ピキピキピッキー★
すみません、独りよがりな文章続いて。
You Are My Sunshine
韓国。邦題:君は僕の運命
純朴な農家の青年が、売春婦に恋をする。彼女は彼の熱意にほだされて結婚し、幸せな結婚生活を始めたのもつかの間、彼女がHIVに感染していることがわかる。実話を基にしたラブストーリー。
観たときはすごく感動して★5つあげたのだけど、家に帰って時間がたってくると、むっちゃくちゃベタな話だったなあと思った。あの青年、ありえない。でもまっすぐ一人だけを愛する男って白馬の王子様なみにありえない&理想なんだろうな。ケッと思うような純愛ドラマでも、説得力のある映像と台詞でここまでにしちゃうのだ韓国映画って。たぶん、激しい暴力シーンとエッチシーンできっちり詰めてるからだと思う。好きだなあ韓国映画。
あの青年役の俳優がすごい。渡辺徹そっくりのぷっくり体型で、顔はぼつぼつ、唇はからからに干からびてる。でかい図体で牛糞を山にし、野良仕事の後は男友達と飲んでカラオケ行ったりする田舎もん、だっさい。それが話が進むにつれて、何とも愛嬌のあって頼もしい男に見えてくるのが不思議。
ぐじゃぐじゃ泣かせた後すぐエンドロールってのはやめてほしい。顔が腫れて恥ずかしくて映画館から出られんかったばい。
All About Love
再説一次我愛你 (愛していると、もう一度)
会場に、ダニエル・ユー監督と主演のアンディ・ラウが来てくれました!!

妻を事故で失った男が、自分と瓜二つの夫を持つ不治の病の女性を元気付けようとする話。
こんなアジアのスーパースターがサンフランシスコに来るなんて前代未聞で、会場はすんごい盛り上がり。映画のあとのQ&Aでは、映画のことなんかうっちゃって、私と付き合って~とかいつまで滞在するの~とかアンディ愛してる~といった熱いラブコールばかり。アンディ・ラウのほうもファンと握手したり冗談いいっぱなしだったりで大サービスでした。いつも真面目なQ&Aが全然違う雰囲気で。私は用事があって途中で席を立ってしまったんですが(またもや)、あのあとどのくらい続いたんでしょう。アンディ・ラウってすごおくストイックな人なんだろうなと思います。じゃなきゃあんなキュートなオシリ、40超えてキープできるわけないもん。オシリばっかり見てたわけじゃないですが。
映画祭では観た後に評価をVoteするのですが、この映画は★★★☆☆としました。よく出来ていたと思いましたが、ツボがわかんなかった。あの鼻水はやっぱりわがんねかった。
SFIFFオープニングパーティ
Perhaps Loveを観にいった後、SFIFF主催のオープニングパーティに行ってきました。場所はリージェンシー・センター(The Regency Center)。夜10時過ぎだったのですが、平日にも関わらずすごい盛況ぶり。がんがんダンス系ミュージックが流れる会場で、しげはビール、私はジュース(とほほ)を飲みながらクラッカーとチーズなど簡単な食事をつまむ。こういうクラブなノリのとこに行ったのは久々でした。
パフォーマンスが結構面白くって、竹馬に乗った山海塾(古い)みたいな芸人さんとか、ストリートダンスしてくれるおにいちゃんとか、仲本工事の新体操とか(もう発想が貧困なんだよ)、珍しいもんを観ました。特にドレスコードはなかったのですが、女の人たちのお洒落なパーティファッションを見るのも楽しかった。例えば目の醒めるようなコバルトブルーのスカートに、サーモンピンクのタイトなシャツに、色を合わせた編み上げの超ヒールの高いサンダル。クラブだと若い子しかいなくてひいちゃうのですが、こういうところだと30代以上の人がとても多くて安心します。DJがリミックスする曲もデュランx2のReflexとかそれなりに80年代で(笑)。また行きたいです。今度はキメキメのパーチー服を揃えとかなきゃ。

Perhaps Love - 如果・愛
サンフランシスコ・インターナショナル・フィルムフェスティバルが今日から開催されました。記念すべきオープニング作品は、ピーター・チャン監督のPerhaps Love (如果・愛)(香港)です。カストロシアターまで観にいったのですが、なんとピーター・チャン監督が会場に現れました。大感激!これだからSFIFFはやめられない。
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「LOVERS」の金城武、「小さな中国のお針子」の周迅 (ジョウ・シュン)、香港を代表するシンガー・張學友(ジャッキー・チョン)、「宮廷女官 チャングムの誓い」のチ・ジニら、アジアのトップスターをキャストに迎えた超話題のミュージカル映画。「ラブソング(甜蜜蜜)」の陳可辛(ピーター・チャン)監督が9年ぶりに手がけた長編だ。王家衛(ウォン・カーワイ)作品でおなじみの2005年のクリストファー・ドイルと、「グリーン・デスティニー」の鮑起鳴(ピーター・パウ)らが、撮影を担当。 2005年ベネチア映画祭の閉幕作品として上映されたほか、香港映画代表として、アカデミー賞外国語映画賞候補にエントリーされ注目されている。中国版「ムーラン・ルージュ」といった趣のゴージャスな作品だ。
1995年、北京。映画学校に通うジェンドンは、スターになることを夢みるスン・ナと出会い、恋に落ちる。2人は、湖のほとりの小さな家で暮らしながら、夢を追い続けていた。そんなある日、スン・ナは、スターへの近道としてニェ・ウェンの恋人となり、ジェンドンの元を去ってしまう。
そして10年後。人気俳優となったジェンドンは、恋敵ニェ・ウェンの作品で、スン・ナと共演することになる。監督は、そんな2人の過去を全く知らなかったのだが…。
(Yesasiaより)
ファーストガンダム
最近、しげに付き合ってガンダムII哀・戦士編と、めぐりあい宇宙編を観ました。やっぱり25年も前になると古いだね。紙芝居かってとこもあったね。しかもテレビ版を再編成した映画だから、話がまったくわからないままさっさと進むだね。
固有名詞がすごく面白いです、土地や人の名前が。ア・バオア・クーがどうしても覚えられず、しばらくしげさんに、「あのきのこの形をした基地はなんていうの」と何度も聞いてました。シャアのラストネームも知らんかった。個人的に気に入ったのは
「キャスパル兄さーん!」
それとしげが観ていて時々、「でた~!」と呟いてたのが不思議だったんだけど、名言集ってのもあるだね。アホらし熱心だね。
やっぱり安彦良和キャラのファーストガンダムはとっつきやすい。あと、後半の脱出シーンは迫力があって見入ってしまいました。これはすごいですね。アムロとシャアのその後が気になる。Zガンダムも観ることにしよう、うん。
トニー滝谷
村上春樹の原作を映画化。去年観に行ったら、寂しくてたまらなくなって映画館で泣きに泣いた。DVDで今観ても寂しくて寂しくて。この映画の、グレイッシュで落ち着いた色調にも、坂本龍一の悲しいピアノの音にも、人が浮いたように見える不思議なフレーミングにも、胸がきゅうっと締め付けられる。
宮沢りえの着ている服がとても洗練されて美しくて、お洒落をしたくなる。白いまっさらの大きなシャツに麻のエプロンだとか、形のいいハイヒールだとか、ゆったりしたシルクのタートルセーターとか。キッチンや家具の趣味も大人っぽくて憧れる。甘さのないシックな家が好きなのに、花やらぬいぐるみやら置いてしまう。反省。
こちらでリリースされたDVDを観たのだけど、ひどく画像が荒くてがっかりした。日本の、プレミアムエディションのなら大丈夫なのかな。欲しいな。
春なのよ
晴れましたね!久しぶりに外に出てみました。ちょっとまだ息苦しいけど大分良くなりました。びよきもふっとんじゃってウッキー気分。これで調子に乗らなければ治ります。ご心配おかけしましたです。
寝ている間、幼児が「お母さんといっしょ」を観るみたいにハウルを繰り返し観っぱなしでした。英語で聞いたり日本語で聞いたり、若人あきら、もとい我修院達也のこと調べてみたりキムタクと三輪明宏(とくにおばあちゃんになった荒地の魔女)の声にうっとりしてみたり。でね、倍賞千恵子の声にすごく懐かしさを感じてたのだけどやっとわかったんです。世界名作劇場の『赤毛のアン』のアンの声でしょ?!若い声と年寄りの声を違う人にしたら全然つまらなかった。このキャスティング最高!!
いろいろ発見しました。ひとつは、細かいところで英語の台詞の方がつじつまが合うんです。例えばソフィーがハウルの城にやってきたとき、ハウルが「君が掃除婦になるって誰が決めたの?」っていう台詞があるんだけど、日本語ではソフィーは「あたしだよ」っていうけど、英語では「カルシファーだよ」って言うんです。そのほうが自然。あと、ハウルがどうして荒地の魔女に近づいたかって言うところも、そうよねーって。省きますが。
私は絵がよかったり音楽が良かったりすると、多少ストーリーに難があっても適当に納得しちゃえるんですけど(ハウルとかキャシャーンとか)、観ていると、皆がいうところの宮崎駿の戦争観がどんどんわからなくなってきました。反戦じゃなくて逆に戦争肯定じゃないの?書くと長いし誰も読みたーないだろうから書きませんけど。
いろいろ思うけど、やっぱりこの映画の全部が大好きです。ぶっちゅう。

マラソン
自閉症の青年がフルマラソンを目指す物語。実話に基づいて作られたそうです。
子供の頃これを観たら、障害に負けず目標に向かう青年のスポ根ものと取っただろうけど、今は違う。主人公は母親だ。
長男のチョウォンは物心つく歳になっても言うことを全く聞かない。こちらに目を向けることすらしない。他者と意思疎通が出来ない自閉症という障害だった。絶望の中で、息子が走ることが得意だということに望みを感じた母親は、マラソン大会に彼を出場させるため毎日練習させる日々を過ごす。次男と夫のことは二の次にして、チョウォンにかかりきりになる彼女。
「走っているときだけはうちの子は他の子と同じだ」
「私の夢は息子より一日でも長く生きること」
母親にはとてつもない覚悟が必要だった。自分が見ていないと息子がトラブルを起こしたり、他人に傷つけられてしまう。自分が守らなければ、自分が正しくあらねばって。だけど、周囲の人とぶつかり、胸が引き裂かれる想いをして、ある日母親は大切なことに気がつく。
障害のある子供を持たないので、母親の本当の辛さは申し訳ないけどわからない。その責任の重さ、越えなくちゃいけない山の高さといったら。でもそれを乗り越えた彼女の姿に涙が止まらなかった。こういう人は世の中にたくさんいるんだろうな。人ってすごいな。
チョウォン役を演じた俳優が素晴らしかった。体は大きくなっても心は5歳のままで、あどけない仕草に何度も笑ったし、かわいくて愛しかった。母親役の女優さんはもちろん最高。韓国の映画を観てよく思うのは、伏線の使い方がとても上手いこと。チョウォンがトレーニングしているシーンで、彼は道にしなだれるススキの穂に手をかざして走る。それが後にじわっと効いてくるのだ。
走るのは気持ち良さそう。これを観て私も走りたくなりました。
SFフィルムフェスティバル ちょっと情報
4月20日から、サンフランシスコ・インターナショナル・フィルム・フェスティバルが開催されます。世界の100本以上の映画が公開される予定です。私はオープニングの、Perhaps Loveを観にいこうかと思っております。金城武が来ないかなぁ。こねえだろうなあ。
公開される映画の詳細はここです。
それでね、ちょっと驚いたのは香港映画がほとんどないことです!まじで!アンディ・ラウの、再説一次我愛[イ尓](ごめん英題忘れた)くらい。でも、台湾のホウ・シャオシェン監督の最好的時光はありました。えーと、ThreeTimesだったかな。韓国も寂しかったかも。『親切なクムジャさん』が来ることを期待してたのだけど。
邦画では、メゾン・ド・ヒミコと、オペレッタ狸御殿が来るそうです。やっほうダブルおだぎり。チケットの一般への発売は4月3日からだそうです。たしか。はー観たい映画がいっぱいあるなあ。
Rules of Dating
月刊誌「もん」にあった紹介文を書いてみます。
二人の高校教師の関係を通して、ユーモアを絡めながら愛の悲しみと狂気の側面を描いたロマンティックコメディ。今回が北米プレミアとなる。
だそうです。そいでもって私が書く具体的なあらすじはこんなとこです。
高校に配属された新人教師(実習生)の女性が、指導する男性教師(6年付き合った婚約者あり)にしつこく口説かれ、セクハラを受けついにエッチをしてしまう。最初は嫌がっていた彼女だったが、しだいに彼に惹かれるようになる。でも好きな人に裏切られた辛い過去があり、素直になれないでいる。二人がラブホテルに行ったのが生徒の間で噂になり、追い詰められた彼女はある決断をする。
。。。ユーモアを絡めながら愛と狂気のロマンチックコメディって、どんなや?モラル的に問題ありの映画でした。it was too morally inept. セックスシーンも露骨だった。なんであそこまでやるの。最後までわからない映画でした。
でもきっと、カトちゃんがちょっとだけよとか、土ワイでびーちくとか観ていた頃だったら、このセクハラ教師は破天荒だけど可愛げのある男に見えたかも。共感はできなかったけど、話の展開はとっても上手くて、目が離せませんでした。興味のある方は、25日にサンノゼで公開されるそうなので観にいってね。韓国では大ヒットしたらしいです。韓国人らしき一部の観客にはバカウケだったし。きっと韓国語の言葉が面白いのかもしれないなあ。
Sat 3/25 9:15 PM
RULE25
San Jose Camera 12
ところで初めてカストロシアターに行ったんですが、あの映画館はいいですね。映画好きなら一度は行くところだと思います。
横田めぐみ物語・感想
私は知らなかったです。
アメリカにいるってことを言い訳にしちゃうと、拉致被害者の家族がこれほど深い悲しみの中にいたんだってこと、知りませんでした。断片的に伝わる北朝鮮拉致事件ニュースを見ていて、政治家に怒りをぶつける彼らに面食らって、批判めいた気持ちを持ったりしたこともありました。自分の無知が恥ずかしい。
Abduction - The Megumi Yokota Story は、横田めぐみさんが行方不明になった1977年から、遺骨が偽物だと発表された2004年までを、関係者の話で綴っていくドキュメンタリーでした。本当に素晴らしかった。だだ漏れするワイドショーを観るのとは大違い。見せる側の誠意の問題なんでしょうね。丁寧に作りこまれていたし、横田さんたちの、日本のメディアでは見ることのできない素直な感情も映していました。
昔よくやっていた、行方不明者を公開して情報を集める番組に、横田さん一家は出演していました。ご夫婦はまだとても若かったのですが、泣きはらして顔を真っ赤にしながら、めぐみさんに、あなたが自分で家を出て行ったとはどうしても思えない、もしこのテレビを見ていたら連絡くださいと訴えていました。それから現在の二人の姿が重なるのですが、その映像が悲しみの時間の長さをはっきりと伝えていました。長い、長すぎる。
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横田めぐみ物語上映
今開催されているSan Francisco International Asian American Film Festival.ですが、今日6時45分からカブキシアターで、横田めぐみ物語が上映されます。ちょっくら行ってこようと思ってますが。詳細はここです。
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というわけで、行ってきました。上映当日でソールドアウトだったため、当日券を買うながーい列に並びました。観れたのでよかった。観た後でいろんな想いがぐるぐるしてしまって上手く書けないので、落ち着いたら感想を書きます。この映画の監督であるクリス・シェリダン氏とパティ・キム氏が会場に来てくれて、映画の後観客の質問に答えてくれました。こんな映画を撮ってくれてありがとう。上映してくれたSFフィルムソサエティの人ありがとー!!
ハウルの動く城DVD
今週末はイベントが続いて書きたいことはいっぱいあるのですが、今晩家に帰ってまずやったことを。アマゾンから届いたHowl's Moving CastleのDVDを観ました。もうたまらんねえ、ええのうとかかっこいいとか叫びながら鑑賞。映画館じゃできないわな。しつこくしつこく聴いたサントラは、こんな風に使われたのねえ。
どうでもいいことなんだけど、DVDケースの中のホルダーがこなごなになってました。どこをどうしたらそうなるんだ。DVDには問題なかったし面倒だから返品どうしようかな。

無料ソフトで描いたらどうにも使いづらい。Corel Drawが欲しいなあ。だめだもう眠いので寝ます。
ガンダム・ザ・ムービーI
今までまともに観たことありませんでした、ガンダム。小学校の同級生の、金持ちでいけすかないナカガワくんがすごいガンダムファンで、やれ新型の超合金買っただの、デパートでガンダムのおもちゃを買い求める列がエスカレーターで将棋倒しになった事件の現場にいただの自慢してたのを覚えています。ナカガワくん、元気ですか。今もガンダムファンだったら面白いぞ。
ついに観てしまいました。映画だけど。観ている間しげに質問しっぱなし。連邦軍とジオンはなんで戦ってるのとか、あのガッチャマンでぶの男は誰とか、シャーのかけてるのは、もしかして大げさな近視メガネなのとか、アムロの隣で浮いてるボールはなにとか、どっちが戦艦ヤマトの味方なの、とか。うるさい。
結構面白かったです。アムロがへだらなのが良い感じ。ヘンなシーンも多くて笑ってしまいました。いや大真面目なんだけど。なんかデザインがかっこいいですよね。モビルスーツとか用語がいちいち新鮮だし。え、いまさら?
ITmediaの記事にはガンダムねたが散りばめられてるらしいんですが、今までわかりませんでした。3倍速だけど赤くないぞって突然言われても何のことやら。でもこれで話についていけるようになるかも。ってかあまりついていきたくないような気もするが。
SFアジアンアメリカン映画祭
ずびばせん3回目の書き込み。
今年もやってまいりました、San Francisco Asian American Film Festival。しかし今年はイマイチなラインナップ。これは観たいとおもったのが、カン・ヘジョンとパク・ヘイル主演の恋愛の目的(Rules of Dating)。カン・へジョンは私の大好きな「オールドボーイ」に出演してたし、パク・ヘイルも、「殺人の追憶」で印象が強かった人。どないやどないや?すっかり中華から韓国に興味の対象が移ってます。映画だけだけど。
キム・キドクの新作も観たいんだけど、なぜ来ないかな。SFIFFもチェックだ。
映画メモ
ここ何ヶ月かに観てよかった映画のメモ。
京極夏彦原作。こんな四谷怪談の解釈があったか。お岩さんが寂しくないのでいい。とても好きだけど、スプラッタ苦手な人は観ないほうがいいかも。
やっと観た。こんな女絶対いや、と最初は思ったけど。せつない話だった。男の子がぶちゃでかわいい。
韓国映画の技術の高さを堪能できる。カメラの動きだけで登場人物の焦燥感がこっちに移っちゃう。スプラッタ&ゲロゲロだめな人はだめね。
中野裕之の過去2本の映画はろくでもないと思ったんだけど、これはすごく面白かった。痛快。映像と音楽がかっこいい。
韓国の美少女系ホラーが好き。かわいー。英題はWishing Stairs。
韓国映画の限界ライン
相変わらず映画見てます。きりがないので感想も書くことなくみっぱなし。最近は韓国映画を見ることが多いです。さすが映画が国家事業になってるだけあってクオリティ高いんだもの。
韓国ドラマはほとんど見たことないのですが、前から気になっているのはドラマと映画のギャップの激しさ。ドラマが純愛流行りなのに対して、映画ってなんでもありですよね?女優ぬぎぬぎ率もすごく高い。だから見てるってわけじゃないんだけども。
昨日も何の気なしに借りた韓国映画をお昼寝ついでにだらだらと見ていたら、のっけからすごいラブシーンが始まって、うおおそんなとこまでおーいと思いつつ男の方をみたらば、あ、ありゃ?ヨン様じゃねーの!あの王子様が!純愛の貴公子が!いっぺんに目が覚めた。
『スキャンダル』という映画でした。なんでもラクロの「危険な関係」を韓国版にリメイクしたものだそうで。退廃した貴族社会の恋愛がテーマなの。ペ・ヨンジュンは遊び人の金さんで、そりゃもう大変なの。過激ではありましたが、転覆することなく、上質の「文芸作品」に仕上がっているようでした。
韓国映画にはレイティングシステムってあるのだろうか?ないからあれだけ性描写がどぎつくなるんじゃないかしらん。まーみんなぽろぽろ裸になること。で、女優が脱いでなんぼってものすごおおい男社会の発想だと思うので、韓国の女性って大変そうだなとちょっと嫌な気持ちになる。
でも各国で表現がどんどん規制されてる今の時代に、こういうのみると新鮮。ハリウッド映画の教育的配慮は、一応大人の私にとってはウンザリな今日この頃。綺麗な人の体はやっぱり綺麗だし。暴力シーンもラブシーンも、ここまでやるから伝えられるものってあるんじゃないかと思う。肯定も否定もしないなー。
8月のラプソディー
| 八月の狂詩曲(ラプソディー) | |
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正直言って、黒澤明の映画は苦手です。センスが合わないというか、作品の中でここは見てね!っていう場面が私にはちっとも響かないどころか頭を抱えちゃう。好みの問題ですが。この映画も相変わらず合わないなあと思いながら観たのですが、この映画で黒澤明を尊敬できるようになりました。世界の黒澤がこの映画を作った意味は大きいと思います。
長崎の田舎にあるおばあちゃんの家に、孫が4人預けられます。戦中に生き別れになったおばあちゃんの兄がハワイで生きていることがわかったので、子供たちの両親はハワイに行ったのです。孫たちは、おばあちゃんが体験した原爆の話を、その夏じっくりと聞くことになります。
ネタバレになってしまうのですが、
≫続きを読む
Memories of Geisha
朝からお散歩しようかと思ったのだけどまた雨。Memories of Geishaを観にいきました。
この映画、日本じゃ評判悪いらしい。
まあねえ、なんだあの芸者の髪は、とか、あの踊りってなに、とか、突っ込みどころはいろいろあるけれども。私は感動したですよ、ここまで頑張ったかって。日本家屋の暗さ、土砂降りの雨の中を駆け抜ける下駄の甲高い音、わんだほージャパンじゃないですか。作り手の愛を感じましただよ。「これは日本の実在の場所を舞台にしたのじゃなくて、ファンタジーの世界だと思って欲しい。」って言う監督の控えめな発言が偉いって思いました。これだけのものが日本でできるかよって。日本でアメリカが舞台の映画なんか作ったら、ニューヨーカーのアッパーなアーバンライフだとかオレゴンから愛になるっしょ。
主演も日本人女優じゃなくって残念なんて言われてるけど、知名度も演技力も中華女優と比べたら勝つ女優なんていない。ビジネスで考えたら話しにならん。あのキャスティングは誰も変えられないと思いますわ。チャン・ツィイーとゴン・リーの女の対決はすっごくよかったし、ミシェル・ヨーの着物姿は艶があって、日本人よりも着こなしてるって思った。婦人画報の表紙になったって違和感なし。
日本人の俳優だってすごかった。桃井かおりねーさんが一番わかりやすい英語喋ってた。SK-IIのCMでぴちぴち肌のお姐さんが、すげーバあさんにされてるのも容赦なくって、それはそれでかっこよかった。子役の女の子も、もちろん謙さんも役所さんもよかった。Yuki Kudoも。
女の一生ははんなりだねえ(意味わかってない)。観ながらえくえく泣きました。★3つ半くらい。
日本人としてわがままを言えばだ。
このキャストで日本語喋って欲しかった。すごい流暢な。(笑)
ところどころ日本語を使ってるんだけど、チャン・ツィイーが「おねえさん」って台詞を言うたびにドキっとしてしまった。彼女が日本語を喋ってくれたら、どんなにいいだろう。字幕じゃ嫌なの、日本語喋って!!そしたら多分感動はにばーいにばーい。
映画注目作
最近いわゆるハリウッド系の映画にはうんざりしているのだけど、インディペンデント映画は頑張っていると思う。久々に観たいと思った、9月16日公開のヨーモノ2本。
Everything is Illuminated
ロード・オブ・ザ・リングで主人公フロドを演じた、イライジャ・ウッドが主演。収集オタクのジョナサンは、祖母の死に際に、昔祖母を助けてくれたある女性を探してくれるように頼まれる。ジョナサンはその女性がいたというウクライナのある地を訪れるが、そこは世界大戦中にナチスに「消された」村だった。というストーリー。イライジャのびんぞこ風メガネのオタクぶりに注目。しかしヒゲないな。
Thumbsucker(音あり)
親指のおしゃぶりがやめられない、17歳の男の子の青春。なんだそりゃーな話っぽいけど、爽やかぶりがVirgin Suicide以来かなと。あと、キアヌ・リーヴスが変な役で出てるんじゃないかと期待。I love you to death のモヒカンジャンキー役ほどではないみたいだけど。
あと、あまり見たくないけど気になる映画2本。
Capote
フィリップ・シーモア・ホフマンですよ。重そう~。
The War Within
無差別テロをテーマにした映画らしいのですが、あまりに生々しくて辛そうです。
Tony Takitani
San Francisco Chronicle"Tony Takitani" explores the borders between solitude and loneliness, hunger and consumption, memory and loss. Ichikawa has made a film that's more a visual poem than a narrative, and all the more exquisite for it.
雨に濡れたシャツみたいにじっとりと体にまとわりつく孤独感。トニー滝谷はきっと、何度も観てしまう映画になるに違いない。村上春樹の本が映像化できる時代になったことにちょっと感動した。ひひん寂しいのはいやだよう。
トニー滝谷 プレミアム・エディション
イッセー尾形 村上春樹 市川準 
悪い男
同じ時代に生きててよかったなあと思う映画監督は、宮崎駿とキム・キドク。
キム・キドクの映画には何べんも助けられてる気がする。この「悪い男」は2001年の映画。
ヤクザの男が、街で出会って一目ぼれした女子大生のソナに冷たくあしらわれる。男は策略を企て、ソナを売春宿に売り飛ばす。罠にはめられたと知ったソナは、男を激しく憎むが、いつしか違う感情が湧いていることに気がつく。
サイトには、純愛だとか究極の恋愛とかきれいなこと書いてるけど、腹を立てる人もいると思う。自分を売春宿に売った男を愛する女なんていないでしょ。大体好きな女を不幸に突き落とすなんてろくでもない男だ、と思うはず。売春を強要させられるシーンは、もう二度と見たくないし。
でも物語が進むにつれて、どうして男がこんなに屈折してるかがわかってくると、泣けて泣けてしかたがなかった。キム・キドクの映画に出てくる人たちはみんな目をそむけたくなるような暗い現実を生きていて、一瞬だけ夢を見る。それが悲しい。
それを見てどうして自分が救われる気がするのかがわからないけど。
トニー滝谷
明日から公開です。
(土曜日のスケジュール)
Suttuck Cinemas
2230 Shattuck Avenue
Berkeley, CA 94704
(510) 464-5980
(1:15 3:15 5:15) 7:20 9:20
Embarcadero Center Cinema
One Embarcadero Center, Promenade Level
San Francisco, CA 94111
(415) 267-4893
(12:20) 2:20 4:40 7:20 9:30
おんどろいたことに、Suttuck Cinemaでまだハウルの動く城が上映中です!日本語版は今日夜9時20分が最終。見たい人は急いで。英語版は来週も公開されます。
あたしゃ三輪明宏の「あったしんだよ~ん」が聞きたくてたまらないのですが。ああもうDVD早く出ないかな。ヨーロッパはこれから公開と聞いたので、まだまだ先は長そうだなあ。この連休にまた見に行ってしまいそうなオレが怖い。
頭文字D
頭文字Dを観ました。日本では公開前のイベントで盛り上がってるらしいですね。
カーアクションというより青春モノとしてみるほうがスッキリするような気がしました。ジェイ頑張ってたなぁ。立花樹役のチャッピーがよかった。ちょうどいいおデブ具合。ぶんたオヤジ飲み過ぎ。毅と涼介かっこよすぎ。鈴木杏ちゃん大きくなったなぁ。
峠攻めのシーンにわくわくしました。車好きにはきっとたまらないことでしょう。日本の山道が懐かしかったぁ。考えたら日本の道路はすごく整っているからカーバトルは気持ちいいでしょうね。
ところで映画音楽は私にとってはすごおく重要なポイントなのですが、これはどーだろ。ユーロビートっていうんでしょうか、90年代バブルに流行ったお立ち台とかワンレンボデコンを思い出すよなチャカポコ音楽。げせねえ。
2046
バカセン(エンバカデロセンターの略)に、2046を観にいきました。私が持っているDVDとシーンが結構違ってました。カンヌバージョン?それともまた編集し直したんじゃないだろうな。上映時間が結構長くて、トイレ行きたいんだけど初めて見るシーンが出てくるので立つに立てずあー苦しかった。
もうすでに3回くらい観ているので、今回は一番わかりやすくて話にすっと入り込めたのですが、案の定ウチの先生は時間軸がぐちゃぐちゃになってたので観終わった後で説明しました。だーからぁー、マギー・チャン→ゴン・リー→カリーナ・ラウ→フェイ・ウォン・チャン・ツィイーだよ、と説明してる自分でもよくわからなく。もすこし素直にすればよかったに。
でもやっぱりカーウァイの映像は好き。アンドロイドのフェイ・ウォンが綺麗で何度見てもいいにゃー。チャン・ツィイーはいい女優だにゃー。
館内はすごおく寒かったので、暖をとりにImperial Tea Courtでスペアミントティーをすすりつつアンマンをいただきました。うま~。
ところで、Memory of a Geisha(邦題:さゆり)の写真を見ました。着物といい髪といい、なんちゃって日本感がぷんぷんなのですが、大丈夫だろうか。でもツィイーはきっとそういう違和感を吹き飛ばすくらいの演技を見せてくれるハズ。12月9日公開です。
紅の豚
初めて観た頃は二十歳を越えていたと思う。でもさっぱりわからなかったこの映画。
とてもかっこよかった。なんかね、男の人たち(宮崎さん)が楽しんで作った感じがよくわかった。「嫁入り前の娘さんが。。。」なんて台詞、若い頃だったらムカっときたと思う。いいじゃん女の子が飛行機乗ったって!って。設計士のあの女の子はとてもよかったけど、やっぱりあの世界の蚊帳の外みたいなんだもの。
でも最近、それでもいいと思うようになった。そういう聖域みたいなものがあったっていい。私だって前にエステでバスローブはおってハーブ湯に足をつけていたら、隣におじさんの客が座ってすごーくムっとしたもん。男だってキレイになりたいだろうけどさ。

箪笥
『箪笥』という韓国映画。このジャケットが怖い人がいるかと思って小さい画像にしてみました。ホラー映画はあまり好きではないのだけど、知り合いから借りたこの映画はよかった!細かい説明はなんだかしたくないので省きます。姉妹の愛がせつなくてじーんとしました。映像と音楽がきれいだこと!特典映像はたくさんあったのだけど、韓国版DVDだったので字幕がなかった。。。残念でした。
邦題は「箪笥」なのだけど、箪笥よりクローゼットじゃないのかしら。箪笥のほうが響きがこわいけれど。Dreamworksが去年だか史上最高額でリメイク権を取得したそうです。またリメイクかYO!(←これやてみたかった)
韓国映画、いいなあ。そろそろドラマでぶうするかな。
SFで2046公開
サンフランシスコのEmbarcadero Center Cinemaで、2046がついに公開されます。19日金曜日から。
One Embarcadero Center, Promenade Level
San Francisco, CA 94111
(415) 267-4893
時間はここでチェックだ。
評判はどうなりますか。なんだかサントラが欲しくなってきたぁ。。
日本語版公式サイト
英語・中国版公式サイトはこりゃイカンな作り。キムXクったらここでも写真なしか。。。強気だなぁ。
追加。Sony Pictures Classicsの公式サイトが最高!このタクさんとフェイ・ウォンの写真いいなぁ。ここではタクさんの写真がありますね、さすがに。ネットで見るのはじめてかも。
今テレビでCM見ちゃったー!うっとり。















